奈良 武司
薬学部◎薬学科 教員プロフィール
奈良 武司 教授/博士(医学)
なら たけし. NARA Takeshi
◎薬学部6年次学年主任

学生・受験生へのメッセージ

楽しみながら、主体的に勉強しよう!

◎略歴
1988年3月 筑波大学第二学群生物学類卒業
1990年3月 筑波大学大学院修士課程医科学研究科修了
1992年1月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
1994年3月 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了 博士(医学)
1994年4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
1995年4月 順天堂大学医学部寄生虫学講座 助手
2003年1月 順天堂大学大学院医学研究科生体防御寄生虫病学 講師
2007年4月 順天堂大学大学院医学研究科生体防御寄生虫病学 准教授
2011年2月 台北医学大学医学院(台湾) 客員教授
2017年4月 いわき明星大学(現医療創生大学)薬学部 教授
2018年4月 いわき明星大学(現医療創生大学)大学院理工学研究科 教授
2020年4月 医療創生大学生命理工学研究科 研究科長
◎担当授業科目
生物学1・2、生物学演習1・2、自然科学実習入門、生化学1・2、生物系実習、ファーマドリル1・2、イグナイト教育3、ファーマドリルファイナル、卒業研究A・B
◎専攻研究分野
寄生虫学
◎主な研究業績
[原著論文](過去5年間)
  1. Valach, M, Moreira S, Petitjean C, Benz C, Butenko A, Flegontova O, Nenarokova A, Prokopchuk G, Batstone T, Lapébie P, Lemogo L, Sarrasin M, Stretenowich P, Tripathi P, Yazaki E, Nara T, Henrissat B, Lang BF, Gray MW, Lukeš J, Burger, G. Recent expansion of metabolic versatility in Diplonema papillatum, the model species of a highly speciose group of marine eukaryotes. BMC Biol in press. https://doi.org/10.1186/s12915-023-01563-9.
  2. Tayama Y, Mizukami S, Toume K, Komatsu K, Yanagi T, Nara T, P, Huy NT, Hamano S, Hirayama K. Anti-Trypanosoma cruzi activity of Coptis rhizome extract and its constituents. Trop Med Health 51:12, 2023.
  3. Nurwidya F, Takahashi, Winardi W, Tajima K, Mitsuishi Y, Murakami A, Kobayashi I, Nara T, Hashimoto M, Kato M, Hidayat M, Suina K, Hayakawa D, Asao T, Ko R, Shukuya T, Yae T, Shimada N, Yoshioka Y, Sasaki S, Takahashi K. ZEB1 plays a crucial role in the maintenance of lung cancer stem cells resistant to gefitinib. Thorac Cancer 12: 1536-1548, 2021.
  4. Nara T, Nakagawa Y, Tsuganezawa K, Yuki H, Sekimata K, Koyama H, Ogawa N, Honma T, Shirouzu M, Fukami T, Matsuo Y, Inaoka DK, Kita K, Tanaka A. The ubiquinone synthesis pathway is a promising drug target for Chagas disease. PLoS One 16: e0243855, 2021.
  5. Balogun EO, Inaoka DK, Shiba T, Tsuge C, May B, Sato T, Kido Y, Nara T, Aoki T, Honma T, Tanaka A, Inoue M, Matsuoka S, Michels PAM, Watanabe YI, Moore AL, Harada S, Kita K. Discovery of trypanocidal coumarins with dual inhibition of both the glycerol kinase and alternative oxidase of Trypanosoma brucei brucei. FASEB J 33: 13002-13013, 2019.
  6. Shiba T, Inaoka DK, Takahashi G, Tsuge C, Kido Y, Young L, Ueda S, Balogun EO, Nara T, Honma T, Tanaka A, Inoue M, Saimoto H, Harada S, Moore AL, Kita K. Insights into the ubiquinol/dioxygen binding and proton relay pathways of the alternative oxidase. Biochim Biophys Acta Bioenerg 1860: 375-382, 2019.
  7. Yamashita Y, Nakada S, Yoshihara T, Nara T, Furuya N, Miida T, Hattori N, Arikawa-Hirasawa E. Perlecan, a heparan sulfate proteoglycan, regulates systemic metabolism with dynamic changes in adipose tissue and skeletal muscle. Sci Rep 8: 7766, 2018.
他、74編(2017年以前)

[総説]
  1. 奈良武司.シャーガス病:グローバル化・温暖化と感染症対策.小児科臨床 70: 2267-2271, 2017年
  2. 奈良武司.トリコモナス症、ジアルジア症.性感染症の全てー病原体、診断、治療、予防.臨床と微生物 43: 157-161, 2016年
  3. Nara T. Current situation of Chagas disease in non-endemic countries. Juntendo Med J 61: 389-395, 2015年
  4. 奈良武司.シャーガス病:感染症最前線とグローバル・ヘルス.医学のあゆみ 253: 119-123, 2015年
  5. Nara T., Miura S. Chagas Disease: Clear and Present Danger. Juntendo Med J 60: 362-365, 2014
  6. 奈良武司.原虫・寄生虫検査に強くなろう:「マラリア原虫」および「バベシア」.臨床と微生物 40: 3307-314, 2013年
  7. 奈良武司.微生物検査技術の基本を身につけよう:マラリア原虫の鑑別.臨床と微生物 37:341-344, 2010年
  8. 奈良武司.「赤痢アメーバ」および「マラリア」.感染症診断の迅速化を目指して-感染症検査のPOCTを中心に-.臨床と微生物 34(増):612-615, 2007年
  9. 奈良武司.シャーガス病.特集「注目される人獣共通感染症−原虫・プリオン・リケッチア性人獣共通感染症」.化学療法の領域 22:1239-1243, 2006年
  10. 奈良武司、青木孝.トリパノソーマのピリミジン生合成遺伝子クラスター、特集「パラサイトの分子戦略」.蛋白質 核酸 酵素 47:13-20, 2002
  11. 奈良武司、山﨑浩.寄生虫感染症での好酸球の増加.臨床検査Q&A、Medical Technology 29:220-221, 2001

[著書(翻訳を含む)]
  1. 奈良武司.寄生虫のはなし -この素晴らしき、虫だらけの世界-、永宗喜三郎他編、朝倉書店、東京、p117-121、2020年10月
  2. 奈良武司監訳および訳.Section 17〜19 原虫感染症および蠕虫感染症.Part 8 感染症、ハリソン内科学第5版、福井次矢、黒川清監修、メディカル・サイエンス・インターナショナル、東京、2018年
  3. 奈良武司.原虫症および寄生虫症.臨床微生物検査ハンドブック第5版、三輪書店、東京、2017年6月
  4. 奈良武司.シャーガス病(アメリカトリパノソーマ症).人獣共通感染症 改訂3版、医薬ジャーナル社、大阪、p416-419、2015年
  5. 奈良武司.トリパノソーマ症.別冊骨格筋症候群(第2版)上巻、日本臨牀、日本臨牀社、大阪、2015年
  6. 奈良武司.「ヌクレオチド代謝」の項.岩波生物学辞典第5版、巌佐庸、倉谷滋、斎藤成也、塚谷裕一編、岩波書店、東京、2013年
  7. 奈良武司.寄生虫症.図説 臨床看護医学 DVD-ROM版、同朋舎メディアプラン、東京、2010年
  8. 奈良武司.横川吸虫症「肝吸虫症(肝ジストマ症)、住血吸虫症、肺吸虫症(肺ジストマ症)、包虫症(エキノコックス症)、マンソン孤虫症、嚢虫症、条虫症.六訂版家庭医学大全科、高久史麿、猿田享男、北村惣一郎、福井次矢 総合監修、法研、東京、2010年
  9. 奈良武司監訳および訳.Section 17〜19 原虫感染症および蠕虫感染症.Part 8 感染症、ハリソン内科学第3版(原著第17版)、福井次矢、黒川清監修、メディカル・サイエンス・インターナショナル、東京、上巻、2009年
  10. 奈良武司.トリパノソーマ.第8章:病原微生物の特性と対策、バイオセーフティの事典、バイオメディカルサイエンス研究会編集、みみずく舎/医学評論社、東京、p143-145、2008年

[特許]
発明の名称:トリパノソーマ関連疾患治療薬、トリパノソーマ原虫の殺虫方法およびその利用.発明者:奈良武司、橋本宗明、御子柴克彦.特許番号:特許第6245570号・登録日:平成29年11月24日
◎主な学会活動
日本寄生虫学会評議員
日本熱帯医学会評議員
日本分子生物学会会員
日本進化学会会員
◎その他
外部資金
[科学研究費補助金(代表者のみ)]
  • 2018-2020年度基盤研究(C).クルーズトリパノソーマシストの生命基盤の解明と慢性シャーガス病治療への応用(442万円)
  • 2016-2017年度挑戦的萌芽研究.慢性シャーガス病における休眠現象の解明と分化阻止治療の可能性(364万円)
  • 2013〜2015年度挑戦的萌芽研究.寄生原虫トリパノソーマの解糖系酵素はなぜペルオキシソームに局在するのか(377万円)
  • 2012〜2015年度基盤研究(B).自然宿主を用いたシャーガス病の宿主・臓器“非”特異性の解明(1,846万円)
  • 2007〜2008年度基盤研究(C).トリパノソーマのゲノム多様性の分子遺伝学的解析(468万円)
  • 2005〜2006年度基盤研究(C).トリパノソーマ類の寄生成立の初期条件:嫌気的ピリミジン生合成能の獲得(370万円)
  • 2003〜2004年度萌芽研究.トランスジェニックおよび遺伝子ノックアウト住血吸虫の確立とその応用(310万円)
  • 2000〜2001年度奨励研究(A).発現スクリーニングを用いた寄生原虫の細胞分化機構の解析(230万円)
  • 1998〜1999年度奨励研究(A).ピリミジン塩基合成系を標的とする抗トリパノソーマ薬開発モデルの確立(190万円)
  • 1994年度特別研究員(PD)奨励費.住血吸虫症ワクチンの開発に関する分子生物学的・免疫学的研究(120万円)
  • 1991〜1993年度特別研究員(DC1)奨励費.住血吸虫の発育史におけるDNA再編成と感染防御抗原の変化(210万円)


[文部科学省]
  • 2007〜2011年度文部科学省ターゲットタンパク研究プログラム(機関代表).核酸およびレドックス調節パスウェイを標的とする抗トリパノソーマ薬の開発(6,540万円)


[その他助成金]
  • 2004年度財団法人漢方医薬研究振興財団一般研究助成B.日本沿岸海藻由来成分の抗原虫活性の探索(50万円)
  • 2003年度財団法人漢方医薬研究振興財団一般研究助成.アジア原産植物を用いた抗寄生原虫薬の開発(50万円)
  • 2002年度財団法人大山健康財団学術研究助成金.トランスジェニックおよび遺伝子ノックアウト住血吸虫の確立(100万円)


その他
  • 二級臨床試験士資格認定試験委員(2005年〜)
  • 一級臨床試験士資格認定試験委員(2006年〜)
  • 文部科学省SSH生徒研究発表会 評価委員(2014年8月、横浜)
  • Editorial Board, Parasitology International (Elsevier、2010年〜)
  • Editorial Board, Scientific Reports (NPG、2015年〜)