専門は法社会学です。法学と社会学の両方にまたがるこの分野では、社会における法や法制度のあり方を経験科学的に探究していきます。私は裁判員制度や消費者契約などをテーマに研究してきました。その際、私が分析の手法として用いるのが、エスノメソドロジー・会話分析です。消費者契約の例で言えば、実際に契約が結ばれるまでの会話の詳細を観察し、それをもとに分析を行います。
講義では法律の基礎知識を得ることはもちろんですが、物事を多面的に見ることや、自らの主張を事実に基づいて展開できる能力の修得に力を入れています。

心理学は文系の学問というイメージがあるかもしれませんが、人間の行動を科学的に分析するため、統計学など理系の要素も含まれます。たとえば、私は知覚心理学が専門で、錯視や色や形が視覚に与える影響などを探求していますが、データに基づいた科学的な分析と、研究結果を分かりやすく説明することが必要です。このような能力は、社会に出て、消費者の声を分析・判断する場合や、分かりやすく視覚効果の高いプレゼンテーションを行う際にも求められる能力です。意欲をもっていろいろなことにチャレンジしてください。

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