本学薬学部教員の学会発表が「科学新聞」にとりあげられました
2014.04.02 18:00
食の欧米化や高齢化等に伴い、動脈硬化は年々増加傾向にあり、日本人の約3人に1人は動脈硬化を起因とする疾患で亡くなっていますが、その予防・診断法は未だ十分とは言えないのが現状です。佐藤助教らが今回見出した蛍光標識ペプチドは、動脈硬化の原因物質であり真の悪玉コレステロールとも呼ばれる「酸化LDL」を特異的に検出することから、動脈硬化の新たな予防・診断薬として期待できます。
今後さらなる研究の進展に期待しつつ、本学学生にも研究者・医療人としての夢や希望を与えた今回の功績、本当におめでとうございました。
なお、本研究は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)フィージビリティスタディステージ 探索タイプの支援を受けて実施されました。