吹奏楽指導者が指導技術を学ぶことを目的に毎年実施されている「第27回東北吹奏楽指導者講習会」が2月20日、21日の2日間、青森市のリンクステーション青森（青森市文化会館）で開催されました。今回の講習会には本学吹奏楽団音楽総監督（教養学部教授）の根本直人教授が講師として招かれ、本学の吹奏楽団もモデルバンドとしてご招待を受けました。

　初日20日、根本教授の【講座３】「小編成・大学バンド指導の実践」には約100名の受講者が参加しました。全体を通して、初心者指導から始まり日々の部活動指導まで、吹奏楽の指導理論を技術面、精神面の両面から学ぶもので、自身の長い経歴を踏まえた示唆に富む指導が行われました。講習前半は、少人数であっても創意工夫により大編成並みの演奏が可能になることを、実際に演奏しながら様々なケースでの具体的な対策を提示し、後半では、各県代表者が根本教授から出題された曲のアレンジを吹奏楽団員に伝え実演を行いました。2時間余に及ぶ講習会でしたが、参加者は時折メモをとる等、熱心に耳を傾けていました。

 

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講習会の様子（根本教授とその背後に控える本学吹奏楽団）

 

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約１00名の受講者は根本教授の指導技術に対し、熱心に耳を傾けていました