2024.08~09│本学学生がシンガポールのSITへ
2024年の 8月末から9月中旬にかけて、いわきキャンパスの学生19名ががシンガポールのSingapore Institute of Technology(SIT)へ短期留学しました。
この留学プログラムは特別な意義がありました。昨年、SITの学生が本学に短期留学で訪れ、すでに学生同士の友好関係が築かれていたのです。今回の再会を通じて、両国の学生たちはさらに友情を深め、より深い双方向の国際交流を実現することができました。
現地では、SITの学生との英語での交流や文化体験に加え、大学の講義にも参加しました。シンガポールの医療制度について学び、同国最大の総合病院、地域病院、そして女性・小児専門病院を見学しました。また、理学療法士、作業療法士、看護師、薬剤師といった医療専門家に同行し、実際の医療現場を間近で見学する「シャドウイング」も経験させていただきました。
学生たちの満足度は非常に高く、「日本とシンガポールの臨床現場の違いを肌で感じることができた」「医療制度や働き方についての理解が深まった」という声が聞かれました。さらに、SITと本学で記念品を交換し、今後の継続的な交流への思いを新たにしました。
参加者からは、「英語力をさらに高めて、理解力を向上させたい」「シンガポールの理学療法士の姿に触れ、自分も資格取得に向けて頑張りたい」という学習意欲の高まりが報告されました。また、「海外に友達ができて嬉しい!これからも交流を続けたい」「いわきキャンパスの他学科の学生とも親しくなれてよかった」という交流の広がりを喜ぶ声や、「日本食が恋しくなった」という異文化体験ならではの感想も寄せられました。学生たちが、生活様式や医療を通して日本とシンガポールを比較し、多角的に異文化を体験できたことは、大きな成果といえるでしょう。
産婦人科、小児科、新生児に対する医療に特化し、国際的にも最高水準の医療を提供している
「KKWomen's and Children'sHospital」への訪問活動。
「KK Women's andChildren's Hospital」にて、シンガポールで働く理学療法士のキャリアや
リハビリテーション科について説明を受ける医療創生大学の学生たち
シンガポールの病院「KKWomen's and Children'sHospital」の薬剤部を見学する医療創生大学の学生たち。
シンガポールの病院見学先で、昨年度、医療創生大学の留学プログラムで来日した学生と思いがけない再会!
シンガポール工科大学(SIT)に訪問し、
シンガポールの医療制度やSITのカリキュラムについてレクチャーを受ける医療創生大学の学生たち。
シンガポール工科大学(SIT)で開催された大学主催の世界理学療法イベントに、
昨年度医療創生大学に短期留学していた学生がスタッフとして参加しており、久しぶりの再会となった。
シンガポール工科大学(SIT)で現地の学生とともに講義に参加し、
現地の学生と協力し実技演習を行う医療創生大学の学生たち。