

生命理工学専攻(修士課程:物質理学コース)
梅村 一之 教授/理学博士
生理活性物質の合成、有機合成化学
抗生物質、生理活性物質、有機合成化学、省エネルギー添加剤合成
菊池 雄士 教授/博士(医学)
免疫学
感染免疫、アレルギー
金 容必 教授/薬学博士
微生物薬品化学研究室
天然物有機化学、分子生物学
2.新しい抗炎症薬の開発を目的として、炎症性刺激によって細胞が生産する炎症性物質の遊離を阻害する化合物の探索を行う。さらに化学構造を明らかにし、生理活性および作用機序を解明する。
坂本 直道 教授/博士(工学)
生命科学(生物学)
材料工学、医療系材料
住谷 賢治 教授/博士(薬学)
医療薬学
院内製剤 口腔内崩壊錠
角田 大 教授/博士(理学)
構造生物化学研究室
生物構造化学
出崎 克也 教授/博士(薬学)
分子細胞生理学研究室
生理学、薬理学、糖尿病学
奈良 武司 教授/博士(医学)
分子寄生虫学研究室
寄生虫学、生化学、進化生物学、治療薬開発
松本 司 教授/博士(薬学)
免疫薬理学(腸管免疫)
漢方医薬学、多糖類、腸管免疫
山﨑 直毅 教授/薬学博士
薬化学
植物塩基、GPCRリガンド、精密有機合成
ヨウ化物イオンは分極力が大きく、共有結合を作り易い性質を持つ。これを利用して三級窒素の保護−脱保護法の一般化を確立する。
2. マクロライドのエーテル修飾によるプロファイルの向上
エリスロマイシンは1箇所の水酸基を化学修飾をすること(6位-OMe化)だけで、酸に対する安定性を獲得するばかりでなく、I相代謝や排泄経路まで(良い方向に)大きく影響を及ぼすことが判っている。他のマクロライド抗生物質に対し1. で確立した方法を適用してエーテル修飾を施し、医薬品としてのプロファイル向上を図る。
加藤 茂明 特任教授/農学博士
ゲノム医学研究室(加藤研究室)
分子遺伝医学、遺伝子発現制御、発癌、ステロイドホルモン、ビタミンD
佐藤 陽 准教授/博士(薬学)
衛生薬学研究室
脂質、LDL、がん、動脈硬化、アレルギー
脂質は、人間が生きるために必要不可欠な三大栄養素の一つです。しかし近年、脂質の過剰摂取や、高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、加齢などによる脂質の過酸化により、動脈硬化やがん、アレルギーなど様々な病気を引き起こすことが問題となっています。現在私達は、脂質が関連する病気の新たなメカニズムを明らかにするとともに、その予防・診断・治療薬の開発を行っています。具体的な内容は以下の通りです。
- 脂質が関与する生活習慣病(がん、動脈硬化など)やアレルギー疾患の新たなメカニズムとその予防・診断・治療
- 脂質の過剰摂取やストレス、健康食品等が健康に及ぼす影響
- 性ホルモンと生活習慣病、アレルギーとの関係について
丹治 貴博 准教授/博士(薬学)
分子健康科学研究室
細胞生物学、生化学、分子生物学
線虫(C. elegans)をモデルに、健康長寿をもたらす環境要因を探索します。運動能力や、加齢に伴い発症リスクが増加する様々な神経変性疾患においてその原因となる異常タンパク質の蓄積を健康長寿の指標に、食餌(栄養成分、プロバイオティクスなど)や薬物の影響を解析します。さらに、変異体やRNAi(RNA干渉)等の手法を用いて、それらの環境要因が健康長寿をもたらす分子基盤の解明を目指します。
【2.細胞内薬物送達の研究】
薬の有効成分を作用部位に効率的に到達させることで、より少ない用量で薬が効き、副作用の軽減も期待できます。近年発展が著しい中分子医薬は、細胞内に取り込まれて標的分子に作用させることができます。この細胞内や細胞小器官内への取込み機構について、線虫(C. elegans)をモデルに、細胞生物学的手法、遺伝学的手法を用いて解析します。