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作業療法士になるには?なり方や進路を高校生にわかりやすく解説!

この記事では、作業療法士になるための流れについて、わかりやすく解説していきます。

作業療法士は国家資格だけに、国家試験を受験し合格することが必要になります。そして、その国家試験を受験するためには、通過しなければならないルートがあります。

この記事を読むことで、国家試験に関する理解が進むのはもちろん、高校卒業後の進路についても整理され、進むべき道が明確になるはずです。ぜひ最後までご覧いただき、進路選択の参考にしてください。

作業療法士になるための進路・なり方

まず、作業療法士になるための道のりを示してみました。高校卒業後の進路から作業療法士になるまでのプロセスは以下のとおりです。

作業療法士になるためには、作業療法士国家試験を受験し合格する必要があります。そして国家試験の受験資格を得るためには、高校卒業後、厚生労働大臣が指定する養成施設を卒業しなければなりません。

すなわち高校卒業後の進路は、「大学」「短大」「専門学校」のいずれかより選択することになります。進路選択の仕方については、次項で詳しく説明しますね。

作業療法士になるには大学?短大?専門?

作業療法士になるためには、まず高校卒業後の進路を4つの中から選ぶ必要があります。そこで、高校生のみなさんの進路選択に役立つ図表を作成してみました。

  大学(4年制) 短大(3年制) 専門学校(4年制) 専門学校(3年制)
知識・技術が身につく
研究を行う × × ×
サポート体制が手厚い
教員の専門性が高い
施設・設備が充実している
横のつながりができる
学費が安い

まずこの図表で確認したいのが、「4年制か3年制か」です。4年制の場合、3年制の養成施設に比べて1年多く教育を受けるため、学費が高く設定されています。ただその分、選択できる科目が多く、学習する知識・技術の幅が広がるため、しっかりと基礎を身につけたうえでリハビリの現場に出ることが可能になります。

また、専門学校が職業に直結した知識・技能の修得を目的に教育を行うのに対して、大学や短大では各学問におけるより専門的な研究と教育を目的に、理論を重視して学習します。特に大学には、作業療法における各領域の専門家が在籍しています。専門家による最新の研究成果を踏まえた教育が行われるため、基礎から応用まで深く学修できることが特徴といえるでしょう。
(ちなみに専門学校の場合、作業療法士として5年以上の臨床経験と研修をクリアすれば教員になることができます。そのため、専門外の領域を担当する教員が教育している場合もあり、深い学びを得ることは難しいです)

次に、大学ならではの特徴を見ていきましょう。上の図表を見ると、大学に限り「研究を行う」「サポート体制が手厚い」「施設・設備が充実している」「横のつながりができる」の4点に○を付けさせていただきました。以下でそれぞれの詳細を示します。

 研究を行う
大学では「教育」のほか「研究」も重要視しています。研究を通して自ら研鑽を行う姿勢・態度や、課題を解決するプロセスなどを身につけ、今後新たな健康課題が生まれたときにでも対応できる人材になることをめざします。

 サポート体制が手厚い
短大や専門学校に比べて教職員の在籍数が多い大学では、学生生活支援や就職支援など専門性をもったプロフェッショナルが在籍しています。 その道のプロから手厚い支援を受けることが可能な環境といえます。

 施設・設備が充実している
大学は教育機関であると同時に研究機関でもあります。敷地面積や施設の規模が大きく、設備面にもお金をかけて整備しているため、充実したキャンパスライフを送ることができる環境といえるでしょう。

 横のつながりができる
大学は複数の学部・学科を設置していることが多いため、学生の規模も数千~数万人にのぼるところがほとんどです。学部・学科を越えた横のつながりや出会いの機会が豊富なことも魅力のひとつです。

最終的には、学費面を含めて「自分に合った進路」を選ぶことが大切です。ご家族や高校の先生とじっくり話し合ったうえで、進路を検討するようにしましょう。

作業療法士になるには国家試験合格が必須!

大学・短大・専門学校のいずれかに入学し、作業療法士に必要な知識・技術を身につけたら、その集大成として作業療法士国家試験を受験することとなります。この国家試験に合格すると、作業療法士の国家資格が授与され、リハビリの現場で仕事をすることが許されるのです。

参考までに、直近5年の作業療法士国家試験の合格状況を載せておきます。

<直近5年の作業療法士国家試験の合格状況>
  受験者数 合格者数 合格率
2022年(第57回) 5,723人 4,608人 80.5%
2021年(第56回) 5,549人 4,510人 81.3%
2020年(第55回) 6,352人 5,548人 87.3%
2019年(第54回) 6,358人 4,531人 71.3%
2018年(第53回) 6,164人 4,700人 76.2%

作業療法士の国家試験について、より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

作業療法学科について詳しく知りたい方はこちら

いかがだったでしょう。作業療法士になるための方法について、具体的なイメージを持てたのではないでしょうか。

作業療法士という職業に少しでも興味を持たれた方は、まず「作業療法学科」を有する大学・短大・専門学校などの資料請求をおすすめします。どの養成施設も各ホームページから無料で資料を請求できますので、気軽にトライしてみてはいかがでしょう。

ちなみに、この記事を書いた医療創生大学にも作業療法学科があります。ぜひお気軽に、資料を請求いただければと思います。

 

また、作業療法士についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。本記事の「なり方」のほか、「仕事内容」「理学療法士との違い」「活躍場所」「給与」「将来性」「国家試験」についてわかりやすくまとめています。

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