田口 信教
健康科学リサーチセンター◎健康科学リサーチセンター 教員プロフィール
田口 信教 常務理事/商学修士(経営学)
たぐち のぶたか. TAGUCHI Nobutaka
◎地域連携センター長

学生・受験生へのメッセージ

 人は頭に入れる情報が変わると、考え方や行動も変わり、人生も変わります。幅広く、様々な知識や情報、技術を習得して欲しいと願っています。世の中には、知って得する情報や無駄を無くす知識、問題を解く方程式のような便利なモノが沢山有ります。知らないことを知る楽しさ、問題を解決する面白いさを知って欲しと願っています。また、自らが何に興味や関心を持っているのか、素質や資質、自らが持っているモノの価値を知って欲しいと思います。そして、社会貢献につながるニーズや問題点を見つけ、対する解決案・妙案を探し、自らも幸せななれるアイデアを創出し、自らがテーマを決め、起業の可能性を調査し、市場に代替策が存在するのか、深掘りを繰り返し、潜在的な問題を検証し、どう課題を解決するか、チームとして一緒に解明していきます。

◎略歴
昭和45年4月 広島商科大学短期大学部(夜間)入学
昭和47年3月 広島商科大学短期大学部(夜間)卒業
昭和47年4月 広島修道大学商学部商業学科(編入学)入学
昭和49年3月 広島修道大学商学部商業学科 卒業
昭和49年4月 広島修道大学大学院商学研究科商学専攻修士課程 入学
昭和52年3月 広島修道大学大学院商学研究科商学専攻修士課程 修了
昭和52年4月 フジタ工業株式会社 入社
昭和54年9月 年間 アメリカ・インディナ大学に在外研修員 国費留学
昭和59年3月 フジタ工業株式会社 退職
昭和59年4月 国立大学 鹿屋体育大学 体育学部 講師 採用
平成元年4月 国立大学 鹿屋体育大学 体育学部 助教授 昇任
平成 5年 4月 国立大学 鹿屋体育大学 体育学部 教授 昇任
平成 7年 4月 体育学部コーチ学講座主任(平成8年7月~平成10年3月まで)
平成10年8月 文部科学省・在外研修員1年間(オーストラリア・キャンベラ州立大学)
平成15年4月 鹿屋体育大学 海洋スポーツセンター長(平成17年3月まで)
平成16年4月 鹿屋体育大学 学長補佐 附属図書館長(平成18年7月まで)
平成20年4月 体育学部スポーツパフォーマンス系主任(平成22年3月まで)
平成23年4月 スポーツ・武道実践科学系主任(平成26年3月まで)
平成29年3月 国立大学法人 鹿屋体育大学 定年退職
平成29年4月 社会福祉法人 敬心会 鹿屋市児童センター 館長
平成30年3月 社会福祉法人 敬心会 鹿屋市児童センター 館長 退職
平成30年4月 学校法人 いわき明星大学 特任教授 副学長 就任
令和元年4月 学校法人 医療創生大学 特任教授 副学長 就任
令和3年4月 学校法人 医療創生大学 理事 就任
◎担当授業科目
専門ゼミ、消費と流通
◎専攻研究分野
イノベーション創生研究、起業支援研究
◎主な研究業績
  • 田口信教, 芝山秀太郎.水泳競技力向上に関与する身体的要因,体育の科学35:717-720, 1985.
    小野喬,芝山秀太郎,田口信教,深代千之,深代泰子,北川淳一.シューズの底の厚さが着陸時に身体に及ぼす影響,デサントスポーツ科学7:118-125, 1985.
  • 田口信教, 芝山秀太郎, 深代千之, 田畑泉, 深代泰子.低圧環境下の流水プールにおける水泳トレーニング,デサントスポーツ科学8:156-167, 1986.
  • Taguchi,N., Shibayama,H., Miyashita, M. (1988). Added mechanical and physiological loads during swimming with a drag suit. In B. Ungerechts, K. Wilke, & K. Reischle (Eds.), Swimming science V (pp. 377–381). Champaign, IL: Human Kinetics Publishers, 1988.
  • 小笠原悦子,田口信教,辻 浩幸,深代千之.バタフライのドルフィンキックにおける下肢3関節の屈伸の時相差,鹿屋体育大学学術研究紀要3:91-100, 1988.
  • 山中隆夫,田口信教,古沢久雄.喘息児に対する運動療法と心身医学的アプローチの併用についての一考察,3:149-153, 1988.
  • 小笠原悦子,田口信教,山口泰雄,菊池秀夫,柿崎彰一.オリンピック女子競泳選手の年齢に関する研究,鹿屋体育大学学術研究紀要4:47-56, 1989.
  • 田口信教,伊藤雅浩,芝山秀太郎.水中における身体抵抗とキック力の効果,鹿屋体育大学学術研究紀要5:13-21, 1990.
  • 須藤明治,赤嶺拓哉,田口信教,酒匂崇,松永俊二.水中運動が基礎体力に及ぼす影響について,九州スポーツ医科学会誌3:39-43, 1990.
  • 赤嶺卓也,田口信教,須藤明治,酒匂崇,松永俊二.腰痛者水泳教室における最近の知見と成績,臨床スポーツ医学8:437-441, 1990.
  • 斉藤和人,末次哲朗,須藤明治,田口信教,平田文夫,田中弘充.新しいdiving reflex試験及び潜水による血行動態の変化について,心臓23:21-25,1990
  • 小笠原悦子,田口信教,荻田太,須藤明治.競泳におけるパフォーマンスとATトレーニング,トレーニング科学3:1-5, 1991.
  • 松永俊二,酒匂崇,吉田長利,米和徳,赤嶺拓哉,田口信教,須藤明治,小笠原悦子,森本典夫.腰痛患者に対する水泳運動療法の有効性について,リハビリテーション医学29:29-57, 1991.
  • 須藤明治,赤嶺拓哉,田口信教,酒匂崇.腰痛に対し水中運動療法の及ぼす効果,体力科学41:386-392,1991.
  • 松永俊二,酒匂崇,吉国長利,米和徳,赤嶺卓哉,田口信教,須藤明治,小笠原悦子,森本典夫.腰痛患者に対する水泳運動療法の有効性について,リハビリテーション医学29:115-121,1992.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,小笠原悦子,松川哲男,重岡孝文,西田孝宏,須藤明治.鹿屋体育大学における腰痛者水泳教室の成績 - 水中背筋動作筋電図観察を含めて -,鹿屋体育大学学術研究紀要7:155-164, 1992.
  • 芝山秀太郎,平井雄介,田口信教,倉田博.絶対筋力の比較による筋運動のトレーニング効果の検討,鹿屋体育大学学術研究紀要8:25-40, 1992.
  • 須藤明治,赤嶺卓哉,田口信教,酒匂 崇.腰痛に対し水中運動療法の及ぼす効果―一般腰痛者とスポーツ選手腰痛者における調査より―,体力科学41:386-392,1992.
  • 小笠原悦子,田畑泉,田口信教,大平充宣.鹿屋体育大学水泳部における推薦入学生と一般入学生の競技成績,身体組成,及び体力の比較,鹿屋体育大学学術研究紀要9:51-58, 1993.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,鶴田英二.女性の下肢変形性関節症に対する水中運動療法の効果,整形・災害外科36:1187-1193,1993.
  • 須藤明治,赤嶺拓哉,田口信教,酒匂崇.女性エアロビクス・インストラクターの身体的特徴とスポーツ障害,九州スポーツ医医科学会5:69-73, 1993.
  • 赤嶺卓哉,西田孝宏,重岡孝文,荻田太,田口信教.スポーツ選手の下肢筋群に対する電気刺激筋力増強法の効果について,鹿屋体育大学学術研究紀要12:1-7, 1994.
  • 田口信教,荻田太,佐藤広隆,萬秀憲. NY-008含有温水浴が皮膚表面温度に及ぼす影響,日本温泉気候物理医学会雑誌58:101-108, 1995.
  • 田口信教,山奥慎一,平田文夫,齋藤和人.長期の水中運動が競泳選手の心形態及び機能に及ぼす影響.鹿屋体育大学学術研究紀要13:55-62, 1996
  • 荻田太,田中孝夫,田口信教.競泳用水着の材質,サイズ,カットの違いが水泳中のエネルギー消費量に与える影響,デサントスポーツ科学17 : 101-112, 1996.
  • 田中孝夫,荻田太,田口信教.1年間を通じたトレーニングの異なる各期の血中物質の変化 −血球成分と血中逸脱酵素を指標としたトレーニング処方の評価−,鹿屋体育大学学術研究紀要16:25-33, 1996.
  • Ogita,F., T.Onodera, I.Tabata, T.Tanaka, N.Taguchi. Effects of hand paddles on peak oxygen deficit and peak oxygen uptake during arm stroke swimming. B.O.Eriksson, L.Gullstrand (Eds), Proceedings XII FINA World Congress on Sports Medicine (pp397-409). Göteborg, Sweden, 1997.
  • 赤嶺卓哉, 田口信教, 田中孝夫, 酒匂崇.リウマチ性疾患に対する水中運動の及ぼす影響 鹿屋体育大学のリウマチ水中運動教室より,デサントスポーツ科学19 : 191-199, 1998.
  • 赤嶺卓哉,重岡孝文,荻田太,田口信教,高孟賢.スポーツ選手の大腿部筋群に対する電気筋肉刺激法の効果について,臨床スポーツ医学16:223-228,1999.
  • Akamine,T., N.taguchi. Effects of an artificially carbonated bath on athletic warm-up. J.Hum,Ergol., 27: 22-29, 2001.
  • 須藤明治,角田直也,田口信教,藤原寛康,矢田秀昭.デサントスポーツ科学22:193-203,2001.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,田中孝夫,荻田太.若年者スポーツ選手と高齢者における骨塩量と運動習慣の骨に与える効果についての研究.デサントスポーツ科学22:1-9, 2002.
  • 赤嶺卓哉, 清水信行, 田口信教, 田中孝夫, 前川剛輝, 藤井康成.身障者車椅子バスケットボール選手の運動状況と骨密度特性,鹿屋体育大学学術研究紀要29:29-13, 2003.
  • 赤嶺卓哉, 山中隆夫, 田口信教, 楊雅渚, 中村直文.温泉浴を併用した水中運動実施による中高年者における健康の維持・増進についての研究,鹿屋体育大学学術研究紀要32:32-27, 2004.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,田中孝夫,前川剛輝,藤井康成,楊雅渚.本大学の腰痛症水中運動教室受講者における骨密度測定値と医療費支出額の推移について,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌16:35-39,2004.
  • 須藤明治,角田直也,田口信教,小宮節郎,井尻幸成.高血圧者における水中浸漬時の水圧が筋組織血液動態に及ぼす影響について,デサントスポーツ科学25:94-102,2004.
  • 赤嶺卓哉,山中隆夫,田口信教,中村直文.中高年者に対する水中運動と温泉浴の効果について,日本温泉気候物理医学会雑誌68:175-180,2005.
  • 赤嶺卓哉,山中隆夫,田口信教,楊雅渚,福士陽子,柴田亜衣,藤井康成,中村直文.中高年者に及ぼす水中運動と温泉浴の影響について,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌17:7-12,2005.
  • 楊雅渚,赤嶺卓哉,田口信教,田中孝夫,藤井康成,柴田亜衣.変形性膝関節症例に対する水中運動の効果-筋硬度 (柔軟度) 測定結果を含めて-,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌18:66-71,2006.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,田中孝夫,藤井康成,楊雅渚,柴田亜衣.腰痛症例に及ぼす水中運動の影響-筋硬度 (柔軟度) 測定結果を含めて-,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌18:43-48,2006.
  • Ogita,F., T.Tanaka, N.Taguchi. A contribution of sports science for improving sports performance -Top Athlete Support System in Kanoya-. 2007 KNSU
    International Sports Science Symposium. Contribution of Sports Science to Sports Performance. :135-146, 2007.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,田中孝夫,黒木晶子,山中省三,現王園静.温泉浴を併用した水中運動の中高年者に及ぼす影響についてー筋硬度(柔軟度)測定結果を含めてー,鹿屋体育大学学術研究紀要35:83-87, 2007.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,田中孝夫,高田大,藤井康成,田口智教,柴田亜衣.中高年の肩関節症例に及ぼす水中運動の影響-上肢筋硬度 (柔軟度) 測定結果を含めて-,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌19:60-64,2007.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,田中孝夫,高田大,藤井康成,田口智教,柴田亜衣.関節リウマチ症例に対する水中運動療法の効果-上肢筋硬度 (柔軟度) 測定結果を含めて-,整形外科と災害外科57:443-446,2008.
  • 荻田太,黄忠,黒部一道,西脇雅人,小澤源太郎,田中孝夫,田口信教.新型競泳用水着が水泳運動中の抵抗指標に及ぼす影響,スポーツパフォーマンス研究1:238-250, 2009.
  • 荻田太,田中孝夫,田口信教.競泳用水着の材質・機能の違いが水泳中の抵抗、エネルギー消費量に与える影響,デサントスポーツ科学31:31-41, 2010.
  • Ogita, F., Z,Huang, K.Kurobe, G.Ozawa, N.Taguchi, T.Tanaka. Effects of recently developed swimwear on drag during front crawl swimming. Biomechanics and Medicine in Swimming XI. eds., P.-L. Kjendile, R.K.Stallman, J.Cabri, Nordbergtrykk, Oslo, Norway :211-213, 2010.
  • Huang, Z., K.Kurobe, M.Nishiwaki, G.Ozawa, T.Tanaka, N.Taguchi, F.Ogita. Relationship between propelling efficiency and swimming performance in elite swimmers. Biomechanics and Medicine in Swimming XI. eds., P.-L. Kjendile, R.K.Stallman, J.Cabri, Nordbergtrykk, Oslo, Norway : 201-203, 2010.
  • 赤嶺卓哉,田口信教,高田大,牧信哉.変形性股関節症例に対する水中運動療法の効果について-手術施行例を含めて-,整形外科と災害外科59:792-794,2010.
  • 赤嶺卓哉, 吉田剛一郎, 高田大, 田口信教, 藤井康成.腰痛症例の身体・体力機能に及ぼす水中運動の影響-全身身体組成・骨密度測定を含めて-, 九州・山口スポーツ医・科学研究会誌24:60-63, 2012.
  • 赤嶺卓哉,吉田剛一郎,高田大,田口信教.腰痛疾患症例の身体・体力機能に与える水中運動の効果-骨密度測定・バランス能力評価を含めて-,鹿屋体育大学学術研究紀要46:1-11, 2013.
  • 赤嶺卓哉,吉田剛一郎,高田大,小山田和行,坂中美郷,濱田幸二,長島未央子,田口信教.大学女性スポーツ選手における種目別の身体組成と骨密度に関する研究,整形外科と災害外科62:694-696,2013.
  • 赤嶺卓哉,吉田剛一郎,高田大,小山田和行,坂中美郷,濱田幸二,木葉一総,長島未央子,藤井康成,田口信教.大学生女性スポーツ選手における競技種目別の全身身体組成・骨密度についての研究,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌25:59-62,2013.
  • 高田大,田口信教,藤井康成,赤嶺卓哉.腰痛症例の身体機能に与える水中運動の効果-全身・部位別体組成測定を中心に-,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌25:14-17,2013.
  • 高田大,田口信教,赤嶺卓哉.膝関節症例に及ぼす水中運動の影響-全身・部位別体組成測定を含めて-,鹿屋体育大学学術研究紀要46:19-24,2013.
  • Ogita,F., Z.Huang, K.Kurobe, G.Ozawa, A.Nagira, K.Yotani, N.Taguchi, H.Tamaki. Effects of sprint interval training on metabolic, mechanical characteristics and swimming performance. Proceedings of the XIIth International Symposium on Biomechanics and Medicine in Swimming. eds., B.Mason, D.Barners, D.Jukes, N.Vlahovich, the Australian Institute of Sport, Canberra: 453-457, 2014.
  • 赤嶺卓哉,高田大,松村 勲,吉田剛一郎,藤井康成,田口信教.各種の運動形態の及ぼす女性の身体組成・骨密度への影響について, 九州・山口スポーツ医・科学研究会誌26:20-23,2014.
  • 高田大,田口信教,藤井康成,赤嶺卓哉.中高年の肩関節症例に対する水中運動の効果―全身・部位別体組成測定を中心に―, 九州・山口スポーツ医・科学研究会誌26:1-5, 2014.
  • 赤嶺卓哉,高田大,松村勲,吉田剛一郎,藤井康成,田口信教.大学生女性スポーツ選手における競技種目別の全身身体組成・骨密度についての研究,九州・山口スポーツ医・科学研究会誌26:20-23,2014.
  • 赤嶺卓哉,高田大,藤井康成,添嶋裕嗣,田口信教.腰痛症例の身体機能に対する水中運動の効果-全身・腰椎骨密度測定を含めて-,整形外科と災害外科,64:813-816,2015.
  • 赤嶺卓哉,萬久博敏,高田大,藤井康成,添嶋裕嗣,田口信教.膝関節症例の身体機能に及ぼす水中運動の影響―全身・部位別骨密度測定(DXA法)を含めて―, 整形外科と災害外科65:815-818, 2016.
  • 新田城二、萬久博敏、角川隆明、田口信教、金高宏文、藤井康成、赤嶺卓哉.中高年の腰痛・肩関節症例の身体・体力機能に及ぼす水中運動の影響―過去10年間の教室成績から―, 九州・山口スポーツ医・科学研究会29:82-85, 2017

<著書等>
  1. 田口信教.水泳,旺文社,1984.
  2. 田口信教.がんばる子の育てかた・スイミング子育て論,旺文社,1984.
  3. 田口信教.スイムビデオ(全4巻),NHKサービスセンター,1984.
  4. 田口信教.水泳入門,成美堂出版,1987.
  5. 田口信教.水泳ビデオ(全5巻),旺文社,1989.
  6. 赤嶺卓哉,田口信教,須藤明治.腰痛者のための水泳教室テキスト,環境工学社,1992.
  7. 田口信教,他.建築工業調査会ベース設計資料,公園体育施設編、1993.
  8. 赤嶺卓哉,田口信教,須藤明治,関節症者のための水泳教室テキスト,環境工学社,1994.
  9. 赤嶺卓哉,田口信教,須藤明治,染矢透.リウマチ症者のための水中運動教室テキスト,環境工学社,1995.
  10. 田口信教,他.スポーツ医科学,杏林書院,1999.
  11. 田口信教,他.身体運動と生活習慣病,日本臨牀社,2000.
  12. 田口信教,他.高等学校・保健体育(文部科学省検定済教科書・保健体育科用),第一学習社,2002.
  13. 田口信教,他.体育科教育,大修館書店,2002.
  14. 田口信教.金メダルの壁,アートヴィレッジ,2006.
  15. 田口信教,他.スポーツの百科事典,丸善,2007.

<掲載誌>
  • 田口信教; 文部省・特定研究費 (昭和63年度〜平成5年度)研究課題名:特殊環境下でのスポーツ選手育成のための生体の影響と競技力向上のシステムの解明 1988-1994
  • 田口信教; 安全対策には視覚情報による効果を重視せよ, 月刊体育施設,2004.
  • 田口信教; 公共から公益へ、大学もビジネス拡大, 月刊体育施設,2004.
  • 田口信教; 高齢者に門戸開いて高齢者のためのスポーツ研究を, 月刊体育施設,2004.
  • 田口信教; 命がけで限界に挑戦する姿が味方に付けた, 月刊体育施設,2004.
  • 田口信教; 未開拓のスポーツ分野はビジネスチャンスの宝庫, 月刊体育施設,2004.
  • 田口信教; 体育施設にワンポイントアドバイス, 月刊体育施設,2005.
  • 田口信教; 産学官連携セミナー開催,連携実現には工夫が必要,月刊体育施設,2005.
  • 田口信教; 安くて手軽な公益健康運動市場シスタムを作ろう,月刊体育施設,2006.
  • 田口信教; 世界の頂点に立つためは4つの壁を突き破れ,月刊体育施設,2006.
  • 田口信教; 体育施設もインターネットの充実を,月刊体育施設,2006.
  • 田口信教; 水の事故をゼロに近づける方法は決して難しくない,月刊体育施設,2006.
  • 田口信教; カンニングのすすめスポーツに贋作はない!,月刊体育施設,2007.
  • 田口信教; 利用者の視点で洗練されたディスプレーを!,月刊体育施設,2007.
  • 田口信教; 新しい過重力環境下でのトレーニング室,月刊体育施設,2008.
  • 田口信教; 激変する世界にイノベーション能力で対応を,月刊体育施設,2008.
  • 田口信教; 水着の進化は画期的だが努力を忘れるな,月刊体育施設, 2008.
  • 田口信教; 高い技術の判定と記録の為の映像の活用を,月刊体育施設,2008.
  • 田口信教; スポーツ指導者に社会的地位向上と生計の道を,月刊体育施設,2008.


<受賞歴>
○総理大臣・銀杯賞
○文部大臣・スポーツ功労賞
 ○日本最優秀スポーツ賞(読売新聞社)
○朝日スポーツ賞(朝日新聞)
 ○最優秀スポーツ賞(中国新聞社)
 ○愛媛新聞社賞・スポーツ賞 
 ○ホワイトベア・スポーツ賞(デリィースポーツ)
 ○昭和62年5月 Honor Swimmerを受賞 国際水泳殿堂入(アメリカ)
 ○平成14年6月 愛媛県西条市 名誉市民賞
 ○ その他多数の市や公益法人、協会などから受賞、百件以上なるので省略

◎最近の特許出願
発明の名称 回流水槽型実験プ-ル 発明者:田口信教 公開番号:昭60-261479
発明の名称 スキューバーダイビング用練習プール 発明者:田口信教 公開番号:実開平4-131268
発明の名称:スクリュー付き泳具 発明者:田口信教 特開番号:特願2006-352615
発明の名称:踏み足式泳具および水中の推進方法 発明者:田口信教 特開番号:特開2014-147542
発明の名称 過重力環境下トレーニング装置 発明者:田口信教 特開番号:特願2018-083983
◎主な学会活動
定年退職以前は、体育学会やバイオメカニック学会など様々な学会に多数入っていましたが、定年退職と同時に全ての学会に退会届けを出し、現在は、宇宙航空環境医学会に所属のみ。
◎その他
大学は、静水をたたえる井戸のような存在であってほしいと願っています。あらゆる人々に開放され、汲めども尽きぬ知識を汲み取り、その恩恵を受けることができる大学、自由と創造の精神を尊重し、教育・研究と地域貢献の中枢として、国の内外で機能することだと考えます。

 水泳の選手として18年間、好きな水泳を教え、伝える仕事、水泳の魅力の研究を35年間、その間に50ヶ国を訪問、見聞きした体験などを学生や地域の人達にお伝えしたいと思っています。また、どのようにして金メダリストに育つのか、金メダルを取り、取らせた人間が話すスポーツの魅力と世界新記録を作る技の秘訣、本には書けないコツ、トップアスリートを目指すための必須条件などの解説、金メダリストへの道で何を考え、またそこで実際に何が起きているか、これから世界を目指す人達へ、考え方や見方、自らが考えるアスリート哲学、金メダルへの執念などを科学の視点から論理的に展開し、事例を元に分かりやすく紹介したいと考えています。

 山の頂上に登ると遠くが見えるように、頂上は360度の景色を見せてくれます。金メダリストとして頂点に立つと、天皇陛下から総理大臣、著名な経済界の方々や有名人と話す機会を与えられます。その時、貴重なアドバイスを沢山受けることができました。世の中、知らないことだらけだと実感しました。また、世界中から招待を受け、友人や知人を国内外に沢山持つことができました。このネットワークは学生の就職や進路指導、起業支援にお役に立てるのではと考えています。

 水泳は初めて泳ぐ人は、必ず溺れます。泳ぐ技術を習得するには、一定の時間、水の中に入り、体験する必要があります。世の中には体験をしないと身に付かないものが沢山ありますが、失敗や成功体験、危機への対応など、学生と共に学びながら、教え導きたいと考えています。

 今日、IoTとAIロボットが社会を大きく変えようとしています。出来るようになったことは、誰かが行います。される側か、する側かが問題です。多くの職業がAIロボットに取って代わられる時代です。インターネット上で世界最高レベルの大学の講義が無料で受講でき、世界が加速度的にフラット化しています。学ぶ気になれば、いろいろな道が開かれています。コンピューターが出来ない仕事、点在する情報を繋ぎ合わせ、人を幸福にさせにする新しいもののイノベーションの創出が求められています。何を学び、人のために何ができるかが問われているように思います。次世代を担う学生の皆様に、私の話が役立てれば幸いです。

 国がスポーツ指導者育成の為に国費留学制度を新しく作り、文部省より、その第1期生に選ばれ、世界で最も多くの金メダリストを輩出しているアメリカ・インディアナ州立大学に派遣され、水泳科学の第一人者、アメリカのオリンピック水泳コーチの代表でもあるカウンシル博士の元で2年間学ぶ。帰国後、国立で唯一の体育大学の水泳の指導教官として招聘され、学生への教育と水泳の研究活動を始め、地域貢献として、文部科学省の特別功労指導員として全国各地の都道府県に出向き水泳指導を行う。また、日本水泳連盟の競泳委員会委員として日本代表選手の指導にあたる。アメリカ遠征のインダスヒルズ国際大会やサンタクララ国際大会などの海外遠征を指揮。海抜1800mのコロラドスプリングス市と海抜4300mのパイクスピークの高さを交互に利用する特殊環境下での高地トレーニングを提案。参加選手全員が自己ベストを更新、多数の日本新記録を樹立することに貢献。(財)日本体育協会のロサンゼルス・オリンピック担当強化コーチに主任に就任。

 また、企業の支援を受け、スポーツトレーニング装置と用具の開発の研究を行う。スイムミラーを考案し、水泳指導用具を三菱化成工業と共同で商品化。泳法指導パネルやスイムカレンダー等もフィットマーク㈱と商品化した。水泳の初心者指導に熟練指導者を必要としないマニュアル方式を提案、人件費の大幅な削減を可能とした運営方法を企業に示し、施設運営のアドバイスなども行っています。

 世界で初めての加減圧可能流水プールを提案し、文部科学省より実験装置の設置が認められ3億円の科研費を受託。東京大学の協力を得て、装置を完成し特許取得。その装置を使い鹿児島大学の医学部と共同研究をおこなう為、文部省・特定研究費6千万円(昭和63年度-平成5年度)特殊環境下でのスポーツ選手育成のための生体の影響と競技力向上のシステムの解明の研究を行う。また、花王株式会社より800万円受託研究の依頼を受け、入浴剤バフ(炭酸浴)を使った疲労回復、生体のリカバリの研究などの、民間の企業からも多数受託研究を受けてきました。

【審査制がある補助金、助成金】
  • 研究種目及び期間:文部省・特定研究費 (昭和63年度-平成5年度)
    研究課題名:特殊環境下でのスポーツ選手育成のための生体の影響と競技力向上のシステムの解明 毎年約2千万円を7年間 
  • 研究種目及び期間:挑戦的萌芽研究 (平成27年度-28年度)
    研究課題名:スプリント能力向上を目指した低酸素トレーニングのプロトコールの開発と効果の検証(研究代表者)¥3,380,000円
  • 研究種目及び期間:挑戦的萌芽研究 (平成25年度-26年度)
    研究課題名:一流競泳選手の競技力向上を目指した低酸素環境下における高強度トレーニングの開発(研究代表者)¥3,510,000円
  • 研究種目及び期間:挑戦的萌芽研究 (平成22年度24年度)
    研究課題名:一流競泳選手の代謝的・力学的特性の解明とそのパフォーマンスとの関連性(研究代表者)¥3,470,000円
  • 研究種目及び期間:挑戦的萌芽研究 (平成20年度-22年度)
    研究課題名:一流競泳選手の競技力向上を目指した低圧環境下におけるスプリントトレーニングの開発(研究代表者)¥2,900,000円
  • 研究種目及び期間:挑戦的萌芽研究 (平成18年度-19年度)
    研究課題名:一流選手の競技力向上を目指した特殊環境下におけるトレーニングの開発(研究代表者)¥2,900,000円
  • 研究種目及び期間:基盤研究(C) (平成28年度-30年度)
    研究課題名:中高年運動器不安定症(ロコモ)へのプール内水中運動による健康増進対策とその映像化(研究分担者)¥3,250,000円
  • 研究種目及び期間:基盤研究(C) (平成25年度-27年度)
    研究課題名:中高年の運動器不安定症(ロコモ)におけるプール内水中運動による骨・健康の増進対策(研究分担者)¥3,640,000円
  • 研究種目及び期間:基盤研究(C) (平成22年度-24年度)
    研究課題名:中高年の運動器不安定症(ロコモ)におけるプール内水中運動による健康の維持・増進(研究分担者)¥3,510,000円
  • 研究種目及び期間:基盤研究(C) (平成19年度-21年度)
    研究課題名:プール内水中運動と温泉浴による中高年有疾病者の健康の回復・増進に関する研究(研究分担者)¥3,640,000円
  • 研究種目及び期間:基盤研究(C) (平成9年度-11年度)
    研究課題名:中高年の腰痛・関節疾患と骨粗鬆症に及ぼす水中運動の影響についての研究(研究分担者)¥2,600,000円

【審査制がない補助金】
  • イトマンスイミングから受託研究 ¥2,000,000円
  • 九州産業大学スイミングクラブから受託研究 ¥2,000,000円
  • インターナショナルスイミングクラブから受託研究 ¥2,000,000円
  • デサントスポーツ科学振興財団研究助成金獲得8回(代表者1,分担者7)
    1回/¥500,000円 合計¥4,000,000円
  • 日本農産工業株式会社 ヨード卵 受託研究 2回 合計¥2,000,000円
  • 花王株式会社 入浴剤(バブ)受託研究 2回 合計¥8,000,000円


【最近の特許出願】
  • 発明の名称:回流水槽型実験プ-ル 発明者:田口信教 公開番号:昭60-261479
  • 発明の名称:スキューバーダイビング用練習プール 発明者:田口信教 公開番号:実開平4-131268
  • 発明の名称:スクリュー付き泳具 発明者:田口信教 特開番号:特願2006-352615
  • 発明の名称:踏み足式泳具および水中の推進方法 発明者:田口信教 特開番号:特開2014-147542
  • 発明の名称:過重力環境下トレーニング装置 発明者:田口信教 特開番号:特願2018-083983