理学療法学科3期⽣ Nagayama クロストーク

2021年本校に着任。専門は運動器理学療法、臨床実習教育。一社)福島県理学療法士会スポーツ活動支援委員会の委員長を務めている。
4年間を振り返って
今野:まずは、国家試験が終わってホッと一息かと思います。ご苦労さまでした。
長山:ありがとうございます。
今野:振り返ってみて、この4年間で1番印象に残っていることはどんなことになりますか?
長山:3年次に行ったクラス会です。1年次からクラス委員の役割をさせていただき、クラス委員・実行委員が中心となり、計画と準備を行い、皆で成功させることができたのが印象に残っています。
今野:クラス会では具体的にどのようなことをやったのですか?
長山:バレーボールやバスケットボールなどを行うスポーツ大会を実施しました。
今野:その時の苦労話などあれば教えて下さい。
長山:計画をしていく中で、チームの割り振り、限られた時間内で行うための競技時間の設定などが難しいと感じました。男女問わず楽しんでもらえるよう話し合いを重ねて良いものにすることができました。クラス委員や実行委員だけではなく、クラス全員が協力してくれて、普段と違う一面を見れたり、新しい交流があったり、素敵な思い出を作ることができました。
今野:それは貴重な体験になりましたね!ちなみに、入学当初のことは覚えていますか?
長山:入学当初のことは覚えています。
今野:どんな心境でしたか?
長山:大学生になったんだという嬉しい気持ちもありましたが、新しい環境、見慣れない科目がたくさんあり不安もありました。
今野:その不安はどのようにして解消しましたか?具体的なエピソードなどあれば教えて下さい。
長山:友人と相談しあったり、先生方にお話を聞いていただいたりして不安を徐々に解消していくことができました。また、理学療法学科に知り合いの先輩がいたので、授業の内容やテスト対策について教えていただきました。
今野:やはり友人や先輩の存在は大きいですね。ところで、長山さんは茨城(北茨城市)から通われていましたが、通学はどうでしたか?
長山:約50分の車通学をしていました。
今野:時間管理などは気を使いましたか?
長山:テスト前やアルバイトなどで忙しいときには、やるべきことの優先順位をつけてスケジューリングすること、時間を逆算して考えることを意識していました。また、隙間時間を有効に活用して問題を解いたり、要点がまとめてあるノートを持ち歩いて確認ができるようにしたりしました。それでも大変だと感じた時は、何事も中途半端になってしまうので、しっかり休息を取るようにしていました。
今野:上手に時間管理をされていたのですね!素晴らしい!
臨床実習について
今野:実習でのエピソードはありますか?
長山:実習で関わらせていただいた患者様から、感謝の言葉をいただいたことが印象に残っています。どの実習でも素晴らしい指導者の先生に恵まれて、沢山のことを学び、とても貴重な経験ができました。
今野:実習はどのようにして乗り越えましたか?
長山:慣れないことばかりでしたが、今までの知識を活用したり、実習指導者の先生や友達に相談をしたりしながら乗り越えることができました。
今野:それが結果として就職にも繋がりましたよね。
長山:お陰様で、お世話になった実習地(AOI七沢リハビリテーション病院)に就職することができました。
国家試験対策について
今野: 最後の1年間(4年次)の感想を聞かせてください
長山:4年次は卒業研究、臨床実習、就職活動、国家試験があり、とても濃くあっという間の1年でした。
今野:国家試験に向けた不安もありましたか?
長山:国家試験対策が始まった時期は少し不安に思うことがありましたが、先生方が設定してくださったスケジュールを確認し、その日進める範囲や模擬試験の目標点などを明確にして、グループの皆と協力しながら進めることができました。
今野:国試対策を乗り切るには何が必要だと感じましたか?
長山:同じ目標に向かって頑張っている友達がいるということがモチベーションに繋がり、友達と苦手な所を補ったり、自分に合う勉強方法を見つけたり、徐々に自信を付けていき、乗り切ることができました。先生方や家族にもたくさん支えていただき、とても感謝しております。
今野:最も大事なことは?
長山:大事だと思ったことは、1人で勉強するのではなく、ペアワークやグループワークをして知識をアウトプットすること、勉強と息抜きのメリハリをつけることだと感じました。
今野:なるほど。これは後輩たちにも伝えないといけませんね!
長山:そうですね!
将来の目標
今野:今後どのような理学療法士になりたいですか?
長山:学ぶ意欲を持ち続けながら、患者様から信頼を得られるような理学療法士になりたいと考えています。そして、就職先の病院や地域に貢献できるように頑張りたいと思います。
今野:最後になりますが、後輩や入学希望者へのメッセージをお願いします。
長山:学業などで不安に思うことは沢山あると思いますが、大学生活を精一杯楽しむこと、自分の夢や目標を見失わないようにして欲しいと思います。困った時は親身になってくださる先生方や先輩に頼ってみてください。
今野:頑張ってください!応援しています!
対談日:2025年3月