WEB NOVEL きんいろのカタツムリ 登場人物

いわき明星大学 教養学部2年
専門教育科目
■メジャー:地域と社会
■サブメジャー:地域公共政策


入学して一年経ったものの、いまだ自分の将来の道が見つからない呑気なモラトリアム少女。高校時代の憧れ、齋藤先輩のいる吹奏楽団に入りホルンを担当しているが、なかなか上達しない。楽団のお荷物になっていること、齋藤先輩がもうすぐ卒業すること、将来のこと、考えれば考えるほどモヤモヤしてくる自分を最近持て余し気味。痩せの大食いで食欲旺盛。甘いものも好き。自転車で大学に通っている。大学キャラクターの『アドちゃん』が大好き。

いわき明星大学 教養学部2年
専門教育科目
■メジャー:地域と社会
■サブメジャー:地域とビジネス


いわき明星大学教養学部2年生。紗江の友人。実家はいわき市内の弁当屋。元気で熱い男だが、若干味覚に難あり。東日本大震災の直後、避難所に弁当を届けたことがきっかけとなって、自分が作った弁当で人を幸せにできることに将来の道を見出す。実家の弁当屋を継ぐため、いわき明星大学に入学して経営や流通、サービスマネジメント等を学んでいる。

いわき明星大学 薬学部2年


いわき明星大学薬学部2年生。紗江とは中学時代からの親友。高校では紗江と一緒に水泳部に所属していた。大学でも水泳を続けている。クールな性格で紗江のよき相談相手。地元の調剤薬局チェーンの一人娘のため、卒業後は調剤薬局を継ぐ予定。将来の選択肢がないことを嘆くが、調剤薬局を訪れた人がリラックスできる「居心地のいい調剤薬局」にする夢も持っている。

いわき明星大学 教養学部4年
専門教育科目
■メジャー:地域と社会
■サブメジャー:復興支援


いわき明星大学教養学部4年生。紗江の憧れのセンパイ。三人兄弟の末っ子。音楽好きの両親の影響で幼い頃からクラリネットを吹く。現在、就職活動中で復興関連の地元企業を希望している。成績優秀で優等生タイプだが、軽く天然が入っている。恋愛には鈍感で、紗江の想いにはまったく気がついていないよう。

いわき明星大学 教養学部3年
専門教育科目
■メジャー:国際コミュニケーション
■サブメジャー:教職


いわき市出身だが東京育ち。父親の希望で、高校卒業後、家族でいわき市にUターン。地元復興関係の仕事に就いた両親に影響されて、加奈子自身も地元の学校の英語教師を目指す。紗江にとって頼れるお姉さん的存在で、学生食堂で食堂のおばちゃんに対し悪態をついていた男子学生に説教をしたことをきっかけに仲良くなった。

いわき明星大学 教養学部2年
専門教育科目
■メジャー:心理と人間行動
■サブメジャー:ICT(情報通信技術)


紗江のクラスメート。遊び人のギーク(パソコンオタク)。高校時代にアメリカへの留学経験があり、英語が堪能。地元や大学の居心地がよくないらしく辛辣な物言いをすることが多い。卒業後は地元を離れて東京で就職するつもりでいる。イケメンだがなにかと一言多く、回りにいる人をイラッとさせる。

いわき明星大学 教養学部2年
専門教育科目
■メジャー:国際コミュニケーション
■サブメジャー:日本語・日本文化


吹奏楽団での紗江の練習仲間。フルート担当。地元の老舗旅館の娘で、いわゆる良家の子女。口癖は「ごきげんよう」。おっとりとした典型的な天然少女。ただし色恋に関しての勘は鋭く、紗江の善への想いに気づいている。いつも優しく紗江をフォローしてくれる。

いわき明星大学 教養学部 教授
いわき明星大学 吹奏楽団 音楽総監督


いわき明星大学の教授。吹奏楽団の音楽監督、指揮者を務める。面倒見がよく学生思いだが、指導は厳しく、ときに大声が出ることも。吹奏楽団の活動を通じて、学生一人一人が大切な何かに気づいてくれることが願い。髭の手入れに余念がない。

この物語はフィクションです。実在するいわき明星大学を舞台にして創作したオリジナル小説ですが、実在する人物・団体とは何ら関わりがありません。