2月22日（木）に「薬学部第21回生涯学習研修会」を開催しました。
　今回は、東北大学・学際科学フロンティア研究所・新領域創成研究部、大学院医学系研究科 心療内科医師 助教 鹿野理子 先生をお迎えし、「ストレスと体～過敏性腸症候群」をテーマにご講演いただきました。
　ストレス時に経験する、心身症の代表的な疾患である過敏性腸症候群は、脳‐腸相関の機能不全の病態を示し、腸内細菌叢、腸管粘膜の免疫機能、内臓知覚過敏、そして中枢神経系の内臓感覚シグナル調整機構などが複雑に絡み合って形成されます。鹿野先生は講演の中で、「過敏性腸症候群」のしくみを分かりやすくご説明くださり、薬剤師、医療職の皆様への医療情報の提供、そして一般市民の生涯学習の場として大変有意義な研修会になりました。
　あいにく雪の降る悪天候の中開催された研修会では、本学出身の薬剤師の方々をはじめ、地域の皆様約25名が熱心に聴講しました。

　なお、この研修会は、日本薬剤師研修センターの研修認定薬剤師制度（集合研修1単位）、および日本病院薬剤師会生涯研修認定単位（1単位）の認定を受けています。

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