医療創生大学

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看護学部生のための新型コロナ予防通信(4/20)
2020.04.20 14:00

4月20日(月) 今日のテーマ「皆さんへ送るメッセージ」
先生方から頂いたメッセージをまとめました。


このようなときだからこそ、看護学部学生として、できることがあります。
一つ一つのメッセージを胸に刻んで、一緒に一歩ずつ歩んでいきましょう。

感染予防力を強める(4/10配信)
皆さん、こんにちは。看護学部は、本日より「看護学部生のための新型コロナ予防通信」を配信します。人類はウイルスとの闘いを繰り返し今日に至ります。そして、今を生きる私たちは、新型コロナウイルスとの闘いです! 


看護学の先駆者ナイチンゲールは、クリミア戦争で沢山の兵士の健康支援と衛生管理に尽力しました。
その基盤は、まさに、「清潔と新鮮な空気」です。
私たちも、この新しいウイルスに立ち向かう力を、毎日養っていきましょう。


「コロナウイルスには石鹸が有効」
正しい手洗いは、洗った時間以上に「正しい手技の大切さ」第一の予防は、正しい手洗いから始まります。看護学部1年生時に、グリッターバグで、きちんと手が洗えているか体験しましたね。
指先、とくに親指、そして指と指の間、手首、手のしわを意識し「流水と石けん」で洗いましょう。

コロナウイルスの本体(RNA)は、脂質(油)の膜につつまれていて、石けんは、脂質膜にくっついて膜の成分である脂質を引きはがすので、コロナウイルスを無害化するにはとても有効です。

「トイレットペーパーの三角を折りたたむ習慣それは不衛生行為です。」
接触感染予防には、不特定多数との交流は必ず控えます。大勢のひとが使用する、利用するもの。いろいろ思い浮かべてみましょう。筆記用具、紙幣、スーパーで使うショッピングカゴの取手など。
トイレ紙に付着し数時間生存する新型コロナでは不衛生行為です、やめましょう。

予防力再確認、トイレの使い方を徹底理解!
・使用する前に、便座を除菌する。
・トイレットペーパーの使用後、三角に折りたたまない。
・便座の蓋を必ず閉めて、汚水を飛ばさないようにして流す。

 
 

 

コミュニケーションを強める(4/11配信)

皆さん、こんにちは、今日は「コミュニケーション力を強める」です。大好きな学友と、face to face 弾む会話、夢中になりますね。しかし、「新型コロナ 親しいなかにも 礼儀あり」咳やクシャミの飛沫粒子の飛び方を知り知識のあるコミュニケーション力を創りましょう。
                                   
1.咳やクシャミの飛沫粒子は2m飛んでいる!
マスクは、自分自身の咳やクシャミを飛び散るのを防ぎます。同じく、他者がマスクを付けると、他者の咳やクシャミが飛び散ることを予防します。外出時にはできるだけマスクをして、気配りのできるコミュニケーションをしましょう。

2.弾む会話は、電話で話そう!
自宅待機が始まり、数日で、友人に会いたい気持ちが募ります。メールやラインで済ませていたのは、いつでも大学で会話ができていたからです。しかし、新型コロナ感染は、集団の「密集」を好み、換気の悪い「密閉」空間を好み、間近で会話や発声をする「密接」場所を好みます。


ノーマルケア力を強める(4/13配信)
皆さん、こんにちは。「Stay at Home」週末はどのように家で過ごしましたか。緊急事態宣言を身近に感じましたか。私たちのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)生活の質が一変し、制限のある暮らしは「健康な保菌者」でも無自覚であること。ウイルスは目に見えないからですね。

「ウイルスは人を選ばない」
病気の克服は「予防と治療」の両輪です。しかし、新型コロナウイルスの治療法はまだ確立されていません。未確立な治療の今、今一度「予防」「実行」を徹底しましょう。人は病原体に触れなければ感染しません、ウイルスは生きた細胞でしか増殖をしません。

 
 

「コロナポシェット」
制限のある生活に、工夫しながら日々を淡々と過ごすノーマルケアを続けましょう。
たとえ障害や機能低下が生じてもQOLを下げない生き方、Enjoyments of Life(工夫し、楽しみながら生活する)という考えです。このエンジョイメント・オブ・ライフは、リハビリテーション看護の大切な視点です。コロナポシェットはその一例、新しい生活習慣でも可愛さにこだわっています。


自分を支える力を強める(4/14配信)
皆さん、こんにちは。昨日の春の嵐に、ウイルスを洗い流し吹きとばしてほしいと願いました。
自律神経は体温の上げ下げを調節します。寒暖の差は自律神経のバランスを乱し、この差を縮めようとエネルギーを多く消費するため疲労が蓄積し寒暖差疲労が生じます。季節の変わり目と体調管理は、自然と人間の共存の形。この季節、体調に気をつけてすごしましょうね。

「レコーディング(行動記録)の習慣」
狭い行動範囲は記憶できます。しかし、今後は制限が少しずつ解除されます。これから行動することを意識することが行動記録です。理由は市中感染(感染経路が不明)の防止です。いわき市約33万人弱の人口に、高齢化率(65歳以上の割合)が約29%と高齢者の多い地域です。第1回コラム感染予防力で学んだ接触感染と飛沫感染の経路です。心当たりを意識し、必要があると感じた場面は、レコーディングしておきましょう。「備えあれば、憂いなし」その意識が、必要、不必要の判断を強めます。
キャンパスには新緑とすがすがしい風が吹きます。思いっきり新鮮な空気を吸って、暖かな日差しを浴びるキャンパスライフ。元気な皆さんを大学は待っています。さて、本日で『4回シリーズ〇〇力』は終了です。明日からは『公衆衛生学・疫学・保健統計学と看護学の架け橋』がスタートします。最後にコラム担当者の座右の銘を。
「…Trotzdem Ja zum Leben sagen 」Yukie.Goto。

学生生活委員長 後藤雪絵先生


公衆衛生学・疫学・保健統計学と看護学の架け橋①(4/15配信)
ヒトとウイルスとの闘い
現在新型コロナインフルエンザの蔓延や、昨年の風疹の流行など、感染症、特にウイルス感染症が大きな社会問題となっています。知らず知らずに感染し、いつのまにか広がって大きな流行を生むウイルス感染に対する不安感大きいものでしょう。ウイルスに関する記録を遡ると、3000年にチグリス・ユーフラテス川領域での麻疹の流行があったという記録があります。わが国でも、平安時代にインフルエンザが流行したとの記録もあります。人とウイルスとの闘いは昔からの長い歴史があったのです。

命のリレー
でも、一つ言えるのは我々の身体の中にあるDNAは、ウイルスとの闘いに常に勝利してきたDNAなのです。私たちの身体の中のDNAの半分はお父さんから、半分はお母さんから引き継いでいます。そしてお父さんはそのまたお父さんやお母さんから授かってきたものです。人類が生まれてきてから永遠に命をリレーしてきたということが出来ます。子孫を残す前にウイルスとの闘いに敗れてしまったDNAは命をバトンタッチできない、と考えれば、今、私たち身体の中にあるDNAは常にウイルスとの闘いに勝利してきたのだと言うことができます。

知識は恐怖を凌駕する
2003年SARSが発生した時、WHOはSARSという病気と、SARSに対する恐れの二つに対して闘わねばならなかったと言っています。当時WHOは「Knowledge dispels fear(知識は恐怖を凌駕する)」と宣伝し、人々の恐怖を取り除こうと懸命でした。リスクという言葉があります。リスクとは危険度を示す概念ですが、危険(率)と表現したほうがより正しい用語でしょう。つまり、私たちはリスクと聞くと「安全」か「危険」か、ゼロイチで判断しがちですが、安全と危険の間には相当の「(率)幅がある」ものと考えてください。そして、「今どのあたり置かれているのだろう」と冷静に考えてみて下さい。

温故知新(昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導いていきましょう)
1918年に世界を席巻したスペイン風邪の時、当時の内務省は「はやりかぜ」にかからないためには(1)病人に近づくな(2)人の集まる所には入るな(3)マスクをつけよ-などと呼び掛けたそうです。そうやって、我々人類はウイルスと闘ってきたのです。そして、産まれたての赤ちゃんからお年寄り全ての人を守り、20万年前から脈々と繋がってきた命のバトンタッチを繋げていきましょう。


公衆衛生学・疫学・保健統計学と看護学の架け橋②(4/16配信)
全ては1854年
疫学の父と呼ばれるジョン・スノーは1854年に「汚染された井戸水を飲んでいる人は罹る」を発見し、感染源・感染経路の解明という疫学的手法により、生物学的要因(病原体など)が不明であっても、社会的要因、状況の観察から、感染症流行を止めました。現代の疫学研究も、本質的にはスノウの行動と変わりはありません。実に、ロベルト・コッホがコレラ菌を発見する30年も前の出来事です。
 同じ1854年にクリミア戦争が勃発。そこで活躍した人こそ、ナイチンゲールです。同11月ナイチンゲールはスクタリに到達。そのクリミア戦争での体験から、ナイチンゲールは「コウモリの翼」とか「鶏の鶏冠」と呼ばれる、当時はまだ円グラフも棒グラフもなかった時代に円グラフを考案しました。このグラフにより病院内の不衛生(蔓延する感染症)が突き止められました。イギリスでは、ナイチンゲールを統計学の先駆者とし、1859年にイギリス王立統計学会の初の女性メンバーに選ばれました。
 同じ時代、同じイギリスで、感染症対策の場面の中から、疫学と統計学(今でいうインフォグラフィックス)誕生したのです。

マクロとミクロ
 疫学と統計学の共通点は何でしょうか。ともに集団というマクロを相手に健康事象や疾患の背景にある要因(原因)を焙り出していくのが疫学であり、その道具や発表ツールとして機能するのが統計学です。ジョン・スノーは前者を創作し、ナイチンゲールは後者を創生したともいえましょう。公衆衛生学の始まりが英国からというわれる所以です。公衆衛生学の父母が遺した真の遺産は、単なる理論や手法を超えたところにあります。「きちんと自分の頭で考え、行動し、それをみんなに分かり易く伝えているか」であり、「理由はよくわからんけど、効果があったらそれでOK!」と楽観的に捉えたという点です。
 この新型コロナウイルス(COVID-19)も今後の展開が読めませんが、死神と恐れられたコレラの致死率は8割ほどだと報告されています。ミクロ的な発想ではなく、みんなの健康を皆で守ろうというマクロ的視点の公衆衛生学がコレラの脅威の中で見出されたことを忘れないでください。大丈夫!みんなで皆の健康を守りましょう。

公衆衛生学 後藤恭一先生


医療従事者への感謝とエール 後輩の心構え(4/17配信)

医療現場で日々疲弊しながらも患者さんの看護を実践している
看護師の皆さんに感謝エールを送りたいと思います。

“最前線で私たちの健康を守っていただき、
本当にありがとうございます!”

看護学部生のみなさん、こんにちは。毎日どのように過ごしていますか。三密(密閉、密集、密接)を避けるため行動自粛をしていると思います。そのためストレスもあると思いますが、このような時期だからこそ時間を有効に使い、学習を継続する方法を身につけるようにしましょう。
全国に緊急事態宣言が発令されました、そのため看護学臨地実習の予定をなかなお知らせできない状況が続いています。
今年度の看護学臨地実習への影響は本学だけではなく、日本国内全体で起こっている状況です。本学の教職員は勿論、実習施設からも皆さんの実習を受け入れられるよう、いろいろな感染予防対策を講じています。
これまでの「看護学部生のための新型コロナ予防通信」でお知らせしている感染予防対策を徹底しながら、きたる看護学臨地実習に備えて、不要不急の外出を控え、ストレスマネジメントと時間のマネジメントを心がけ、生活を調整していてくださいね。 
実習委員長 狩谷恭子先生


看護師国家試験合格にむけて桜咲け!(4/18配信)

新型コロナウイルスの影響で大学に通えない、友人に会えない、いつ感染するかわからない不安な毎日を送っていることと思います。
しかし、皆さんには目標があります。看護師になることです。そのためには、今しっかり学習しておく必要があります。
下記のサイトにアクセスして、看護師国家試験ではどんな問題が出題されるのか、自分はどこが苦手なのかを確認しましょう。
4年生は、10か月後には本試験を受験することになります。この機会に十分学習して、5月のチャレンジテストに臨んでください。

【看護師国家試験模試】
1. 本学図書館 外部データベース 系統別看護師(保健師)国家試験問題WEB
https://top.islib.jp/bcs/li/iwakimu
 
2. さわ研究所 「SAWA OD(動画講座)」
【過去の模試(国試予想問題)解説動画 今だけ無料】今年の3月から6月
http://www.sawa-kenkyujo.com/news/模試解説動画を無料公開中%ef%bc%81%ef%bc%81/

3. マイナビ
国家試験対策&実習前確認テスト
https://nurse.mynavi.jp/conts/kokushi/

1日1問!国試対策マスター
https://nurse.mynavi.jp/conts/master/

来年のキャンパスの満開の桜を
全員で観ましょうね!

国家試験対策委員長 鈴木久美子先生