児童・生徒たちは、まず、配偶子の形成から受精、成長、死に至るまでの発生に関しての講義を聴き、その中で学んだ、胚形成の段階を小麦粘土を使って自分たちで作成しました。続く実験では、アフリカツメガエルを用いた人工授精と、受精卵からオタマジャクシになる過程の観察を実施。顕微鏡をのぞき目の前で実際に起こる卵割に、児童・生徒たちはとても興奮し、生命の神秘を感じ取っているようでした。難しい内容にも関わらず、小中学生の積極性と呑み込みの早さには、教員や学生スタッフたちも感心させられていました。
次回(10/6・7)は、タンパク質の結晶化とCGによる分子観察を行う「物理化学」が予定されています。

胚形成の段階を小麦粘土を使って作成中の様子。

人工授精と、受精卵からオタマジャクシになる過程の観察。