医療創生大学いわきキャンパス

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いわきサイエンスキッズ・アカデミー(第2回目)を行いました
2012.09.25 09:47
薬学部
 本学薬学部が主催となり、福島県学術教育振興財団の助成を受け実施している「いわきサイエンスキッズ・アカデミー」の第2回目、「生物学」の授業を9月22日、23日両日に行いました。
 児童・生徒たちは、まず、配偶子の形成から受精、成長、死に至るまでの発生に関しての講義を聴き、その中で学んだ、胚形成の段階を小麦粘土を使って自分たちで作成しました。続く実験では、アフリカツメガエルを用いた人工授精と、受精卵からオタマジャクシになる過程の観察を実施。顕微鏡をのぞき目の前で実際に起こる卵割に、児童・生徒たちはとても興奮し、生命の神秘を感じ取っているようでした。難しい内容にも関わらず、小中学生の積極性と呑み込みの早さには、教員や学生スタッフたちも感心させられていました。
 次回(10/6・7)は、タンパク質の結晶化とCGによる分子観察を行う「物理化学」が予定されています。

胚形成の段階を小麦粘土を使って作成中の様子。

人工授精と、受精卵からオタマジャクシになる過程の観察。