【作業療法学科】授業紹介をします:発達と作業療法学演習 | 医療創生大学

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【作業療法学科】授業紹介をします:発達と作業療法学演習
2026.05.25 10:00

作業療法学科の授業を紹介します:発達と作業療法演習

 
シリーズで、作業療法学科で実施する授業について紹介をしていきます。
作業療法士になるためには、様々な障害特性に対する理解と治療的知識が求められます。
今回は、「発達と作業療法学演習」という、発達障がいを持たれた方への理解と支援方法についての授業の紹介です。
作業療法学科教員の猪狩もとみ特任教授が担当しています。​
 
   〈猪狩もとみ特任教授〉
 
Q.この授業ではどのようなことを学んでいくのでしょうか。
 
 この講義は、小児領域の主要な疾患の症状と治療的な介入について学びます。なかでも発達障がいは小児診療機関の外来で増加しており、作業療法士として必須の知識です。 

 発達障がいには、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習症、知的発達症などが含まれ、「発達の特性」の現れ方によって診断名が異なります。「発達の特性」とは生まれ持った特有の性質のことで、子どもの見方や聞き方、感じ方、話し方や学び方、身体の動かし方などに特性があり、この特性が子ども自身や周囲の人を困らせています。対応のポイントは、発達の特性をなくすことではなく、その子なりのやり方を指導し、みなと同じでなくてもよいと伝えていくことです。子どもの特性をよく理解して特性に合った環境を整えれば、その子らしく成長できるのです。 
 
Q.具体的にはどのような学びが得られるんですか。
 
 特性に合わない生活では二次障害が生じます。例えば子どもの情緒が不安定(イライラする、落ち込みやすい、不登校)になる場合、子どもの特性ではない二次障害が生じていると考えます。つまり神経発達症の支援で大切なのは二次障害を予防すること、または二次障害に適切に対応することです。 
 
 講義では、特性の理解のための視点や、具体的な環境調整の方法とともに、苦手なことをサポートし、得意なことを伸ばせるような支援方法やTEACCH(ティーチ)プログラム、感覚統合療法、応用行動分析理論などを学びます。 
 
 また近年は教育現場から支援を求められ、作業療法士が教育現場に入り子どもたちの学習や生活の困難を支援する「学校作業療法」の取り組みも注目されています。 
 
      

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