看護学科1年生の後期授業が始まり、本格的な基礎看護の技術演習がスタートしました。
今回は基礎看護学「生活援助技術論」(担当:佐々木恵梨子助教)の授業において、事例患者を想定した「寝衣交換(病衣の着脱)」の学内演習を行いました。
1年生にとって、具体的な事例設定をもとに看護を組み立てて実践する演習は今回が初めてとなります。
演習に先立ち、佐々木助教から寝衣交換についての講義を受けた後、学生たちはこれまでに身につけた知識や技術を総動員してグループワークと実践に臨みました。
各グループでは「看護師役」「模擬患者役」、そして客観的に援助を評価する役に分かれ、単に手順通りに着替えるだけでなく、
・安全:体位変換時の転落防止や、露出を最小限にして冷えを防ぐ配慮
・安楽:痛みがある患者さんの身体的負担を減らす動かし方
・自立:患者さんがご自身でできる動作を見極め、残存能力を活かす関わり
といった看護の根幹となる視点を全員で熱心にディスカッションしながら援助を進めました。
実際に模擬患者役を体験した学生からは、「ベッド上で動かされる怖さや、身体を露出される恥ずかしさを実感した」「丁寧な声かけがあるだけで安心感が全く違う」といった声が多く聞かれ、患者さんの立場や心理的負担を肌で感じる貴重な学びの場となりました。
前期で培った基礎を着実に実践力へとつなげ、将来の臨地実習を見据えて着実にステップアップを続けています。
<協働して考え、表情や安楽に配慮し実践する様子>

<模擬患者役を体験して気づいた点や感想を共有し、看護を受ける側の視点を深く学び合いました>
【10月25日(日)学園祭のお知らせ】
10月25日(日)に開催される学園祭では、基礎看護学領域のブースを出展し、日頃の学びを活かした「基礎看護技術を体験できる催し」を実施いたします。
高校生や保護者の皆さま、地域の皆さまにも看護の技術や魅力を身近に感じていただける体験企画をご用意しています。学生たちの学びの成果や大学の雰囲気を直接ご覧いただける絶好の機会ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください!
皆さまのご来場を、教員・学生一同、心よりお待ちしております。