札幌大学と本学は、東日本大震災の影響で若者の人口流出が著しい本県の現状を憂慮し、復興には若く優秀な人材が福島県内に留まり活動を続けることが重要と考え、この協定の準備を昨年8月より行ってきました。
札幌大学の山田玲良(あきら)副学長は、「福島県内で学ぶ学生が、将来いちばんに福島県の復興を支援する人材であってほしい。今後、復興に向けた人材をどのように育てていくかは日本の課題になりうる。福島県の将来を担う人材が一人でも多く県内に残り、また、優秀な人材が福島県に流入する潮流ができればと考えています。」と話していました。
本締結後、編入・転入を希望する学生には、相互の事務手続きの簡略化や編入後の履修がスムーズに行えるように協力が行われます。

協定書を交わした札幌大の山田副学長(右)と本学関口学長