医療創生大学いわきキャンパス

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平商業高校プロデュース「どらいちご」の開発に協力をしています
2012.03.23 09:50
学長室
 福島県立平商業高等学校の生徒の皆さんがプロデュースしている和菓子の開発に、本学 科学技術学部佐藤研究室が全面協力をしています。この取り組みは平商業高校 福島県応援委員会の生徒たちが、いわきの特産品をもとに多くの方に喜んでもらえる商品を開発し、いわきの復興を支援しようというものです。生徒の皆さんはいわき特産のいちご(平荒田目の農家で栽培されたとちおとめ)をどら焼きの生地と餡に贅沢に使用した「どらいちご」をプロデュースしました。
 お菓子作りの担当は「どら焼き」で有名な四倉町の玉屋菓子店。愛情をこめてひとつひとつ丁寧に手作りされています。生徒たちの今回の来学の目的は「どらいちご」からの放射性物質が「不検出である」ことについての実証です。本学が所有する検出器を使って科学技術学部 佐藤健ニ教授の指導のもと、通常の5倍の時間をかけて測定を行いました。材料から吟味して作っている「どらいちご」測定の結果はもちろん、放射性物質の不検出を示す「N.D.」という結果になりました。
  実験のために来学した平商業高校の流通ビジネス科2年の猪狩真衣さん、佐藤実紀さん、志賀裕美さん、常盤仁美さんの4名は、「私たちは高校で、販売や接客など商品の流通について学んでいます。お客さまに商品を購入して頂くまでにはその陰でたくさんの苦労があります。今回いわき明星大学できちんと測定をして頂き、私たちが作る「どらいちご」には放射性物質が全く無いと自信が持てる結果になりました。本当に本当においしく、安心・安全な「どらいちご」をたくさんの方に食べてほしいと思います。私たち高校生の力で地元 いわきが少しでも元気になれば嬉しいです。」と話していました。
 このいわき産のいちごをふんだんに使った「どらいちご」はいわき市四倉町にある「道の駅 よつくら港」で平商業高校の生徒たち自身の手で販売される予定です。
 
※販売は3月31(土)・4月1日(日)の2日間限定です。個数に限りがございますので、ご関心のある方はお早めにお求めください。

佐藤教授の指導のもと「どらいちご」を測定器にかける生徒たち

「どらいちご」の他にも「ラムネ」や「ドーナツ」にもチャレンジしています

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