10月18日(水)
作業療法学科4年生の授業で、「地域支援の手段(福祉用具と環境整備)」を学ぶ演習が行われましたので、その様子をご紹介です。

学生たちは車椅子を自走、もしくは介助走行で6号館から図書館まで移動し、設備等の使いやすさの確認を行いました。

実際に車椅子を漕いだり、押したり、乗っていたりすると、普段は気づかなかった環境の問題点が浮かび上がってきます。

ちょっとした段差でも乗り越えるのに苦労したり、見た目には大したことがない傾斜に車椅子の進路が流されたり、エレベーターの乗り降りが大変だったり、本棚の上の方まで手が届かなかったりなどなど。

今回の演習を経て、作業療法士として必要な環境整備に対する視野が広がったことでしょう。
作業療法士は地域の環境に対して、医学+生活の視点で改善点を考え、アプローチすることができる職種です。
地域とそこに住む人たちを元気にするために、これからの作業療法士の活躍が期待されています!
学生一人ひとりが素敵な作業療法士になれるよう、全力で応援しています!!