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【薬学部】サリドマイド薬害講話
2024.10.22 12:16
薬学部では、薬に関するあらゆることを学びますが、その中に「薬害」について学ぶ授業があります。 2024年10月15日(火)、薬学部3年次の授業科目「イグナイト教育3」のヒューマニズム分野で、サリドマイド薬害について増山ゆかり氏(公益財団法人いしずえ・サリドマイド福祉センター)を講師にお招きし、講話をしていただきました。
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増山ゆかり氏(公益財団法人いしずえ・サリドマイド福祉センター)
 
増山氏は、1950年代に鎮静剤として開発された医薬品「サリドマイド」の薬害被害者です。講演では、ご自身の経験と薬害についてお話しいただきました。 講話後、学生たちは班に分かれて薬害に関するグループディスカッションを行いました。「自分が薬害の被害者となったときにどう感じるか」「薬害を起こさないために薬剤師として何ができるか」について、活発な議論が交わされました。
 
増山氏の講話を基にディスカッションする薬学部生たち
 
グループ発表の様子