本学薬学部の研究チームは、薬剤師が「疑似科学（※一見科学的であるように見えるが、実際には科学的根拠がなく、実証も反証もできない事柄）」にどう向き合っているかを調べるための新しい評価方法「疑似科学批判尺度(PCS: Pseudoscience Criticism Scale)」を開発し、本日、記者会見を実施しました。

 

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この研究では、全国の病院や薬局で働く薬剤師を対象にアンケート調査を実施し、その結果を基にPCSを作成しました。

この成果は、国際学術誌 『Pharmacy』 に発表され、薬剤師が正しい情報を見極める力を高め、患者さんが安心して相談できるような体制づくりに役立つと期待されています。

 

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松本　司 薬学部長（左）、角田　大 教授（中央）、出崎　克也 教授（右）

 

この新しい評価尺度「PCS」の活用により、今後は薬剤師が疑わしい情報に惑わされず、適切なアドバイスを提供できるよう、教育や研修のさらなる充実が望まれます。

 

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本研究責任者　角田　大 教授（薬学部）