本学は、健康医療科学部 理学療法学科のカリキュラム、実習、教員、施設、学生サポート、ガバナンスなど理学療法教育のあらゆる側面について、世界理学療法連盟（World Physiotherapy）審査を受け、このたび、日本で初めて同連盟から認証を受けました。これにより、本学科の教育が国際的なレベルで行われていることが証明されました。
（参考）公益社団法人 日本理学療法協会のWebサイトにも取り上げていただきました。
世界理学療法連盟は、129の国や地域の理学療法士協会が加盟している国際的リーダーシップを担う団体です。可能な限り、最高水準の理学療法を開発し、提供することを行っています。
5月31日には東京国際フォーラムで行われた同連盟の会議（World Physiotherapy Congress 2025）において、本学のGoh Ah Cheng学長代行が、理学療法学科の教育が国際的なレベルであると認証されたことについて講演を行いました。
5月に東京国際フォーラムで開催された理学療法連盟の会議で講演するGoh Ah Cheng学長代行。
同会議で授与された認定証（Certificate of Accreditation）
また、6月11日（水）には本学いわきキャンパスにおいて、このたびの認証の件について記者会見を行いました。
会見では、Goh Ah Cheng学長代行、健康医療科学部長の古川 勉寛 教授、学生・国際部長の阿部 裕一 教授、健康医療科学部 理学療法学科長の齋門 良紀 教授が出席し、今回の認証に至った経緯や、審査内容、教育内容、今後の展望などについて説明しました。
会見の様子
理学療法学科の教育方針について説明するGoh Ah Cheng学長代行
左から、 阿部 裕一 教授、Goh Ah Cheng学長代行、古川 勉寛 教授、齋門 良紀 教授
なお本学では、2026年度に理学療法学科、看護学科、心理学科、作業療法学科を1つの学部として統合し、総合医療学部（設置構想中）として新たにスタートします。新学部の理学療法学科における教育課程は、世界理学療法連盟で認証された水準で実施していくことになります。
今回の認証を受け、国際的な視野をもって地域社会の活性化に貢献できる人材の育成をいっそう推進してまいります。