【作業療法学科】田島明子教授が執筆した書籍が公刊 | 医療創生大学

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【作業療法学科】田島明子教授が執筆した書籍が公刊
2025.06.25 11:25

【教員執筆紹介】演奏時の局所性ジストニアの経験をめぐるエッセイ掲載のお知らせ

医療創生大学作業療法学科の田島明子教授が、自らのピアノ演奏時の局所性ジストニアの経験を綴ったエッセイ「ピアノと自分との付き合い――局所性ジストニアを経験して」が、支援15号(生活書院、2025年)に掲載されました。

本稿では、右手指の不随意運動によりピアノ演奏が困難となった体験を起点に、当事者としての不可思議な身体経験への様々なまなざしを率直に記述しています。

当事者としての語りと、専門職としての視点を交差させるこの文章は、同様な経験を持つ方、音楽にかかわる方、医療専門職、支援者、研究者にとっても示唆に富む内容です。ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。

▶ 書誌情報:『支援 15』生活書院、2025年
▶ エッセイタイトル:「ピアノと自分との付き合い――局所性ジストニアを経験して
▶ 掲載ページ:pp.141–144
 
 
田島教授は、「障害を受け入れる」ことをゴールとせず、「障害とともに自分らしく生きる」ことに重きを置いた研究を行っています。作業療法士としての臨床経験をもとに、支援者が一方的に理想像を押しつけるのではなく、本人の語りや生き方を尊重する支援のあり方を探究しています。障害を「失われたもの」としてではなく、新しい身体や生き方の可能性としてとらえ直し、誰もが自由に生きられる社会を目指す、リハビリの新しい考え方を提案していますので、田島教授の執筆した他の書籍も手に取ってみてくださいね!
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