7月12日（土）・13日（日）、医療創生大学では、オープンキャンパスとあわせて、今年度初開催となる「ISU Academic Fes（卒業研究発表会）」を一般公開の形で開催しました。学科の垣根を超えた新しい取り組みに、多くの高校生や保護者の皆さま方にもご来場いただき、学びの広がりと深まりを感じられる、充実した2日間となりました。
作業療法学科からは、『認知症患者に対する個人回想法の実施方法と効果』」についての報告が行われ、調査内容・発表態度・スライドの見やすさなど学部生として素晴らしい発表内容でした。また、作業療法の臨床では集団での回想法が多く展開されて一方で、個人回想法について展開されにくい背景についての指摘はとても貴重なものでした。お疲れさまでした！
オープンキャンパスの作業療法学科体験では、12日は、脳力×生活力を鍛える書字トレーニングについて、13日は、身近な物品で一瞬で生活がしやすくなる工夫について体験して頂きました☺
箸は日本人にとっては日常的に用いる食事用具ですが、手指の障害によっては使いずらい道具になってしまいます。しかし割り箸、テープ、クリップを用いることで、容易に箸先を合わせることが可能な道具に生まれ変わります。今回の模擬講義では、作業療法を知って頂くとともに、身近な素材で自助具（自らを助ける道具）を作成する体験もして頂きました。
また、午後には、2年生が授業で取り組んだ、研究の第１段階である、自分の関心に沿った文献検討のポスター報告をご覧いただきました。本学では学部生の頃から国際水準の研究に触れてもらい、リハビリテーションを科学する姿勢を醸成しています。
学生は悪戦苦闘しながら懸命に取り組んだ国際論文の読解の成果をしっかりと自分の言葉で説明していました。
次回のオープンキャンパスは8月23日(土)、24日(日)です!!
さらに多くの「出会い」と「気づき」を届けられるよう、学生・教職員一同で準備を進めてまいります。
多くの高校生、保護者の皆様方にお会いできる事を楽しみにしております!!
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