7月10日(木)に、山形市で開催された「マイナビ進学ライブ」において、本学の看護学科と作業療法学科がブースを出展いたしました。当日は、約70名の高校生および高校教員の皆様にご来場いただきました。心より御礼申し上げます。

看護学科の体験コーナーでは、『精神疾患疑似体験コーナー「こころの病と向き合う ~体験から学ぶ理解と支援~」』を実施しました。
精神疾患の中でも、特に誤解や偏見を受けやすい「アルコール依存症」と「統合失調症」に焦点を当て、当事者が日常生活で抱える困難を来場者の皆様に疑似的に体験していただきました。この体験を通じて、精神疾患は個人の性格や意思の弱さによるものではなく、治療と支援を必要とする「病気」であるという正しい認識を広め、地域社会で多様な人々が共に生きるための共感と支援の視点を養うことを目的としています。参加された方からは、「普段は想像できない体験で驚いた」「患者さんの大変さを実感し、支援の大切さが分かった」といった声が寄せられ、精神疾患への理解を深める貴重な機会となりました。

<統合失調症の疑似体験動画・バーチャルハルシネーションを視聴している様子>
※撮影にご協力いただいた高校生の皆さん、ありがとうございました!
ガイダンスには高校3年生だけでなく、1・2年生の皆さんも参加してくださいました。
看護への理解を深めていただくために、本学から「マイベビー3さん(創生太郎さん)」も参加し、多くの高校生に赤ちゃんの育児体験をしていただきました。体験は大変好評で、参加者の皆さんから「楽しかった」「貴重な体験になった」といった感想をいただきました。



<ミルクをあげたり、オムツを交換したり、赤ちゃんの育児体験をしている様子>
※撮影にご協力いただいた高校生の皆さん、ありがとうございました!
今回の体験を通して、看護の仕事には「人の気持ちに寄り添う力」や「支えるあたたかさ」がとても大切だということを感じていただけたのではないでしょうか。看護職は、病気やケガの治療だけでなく、患者さんやご家族の「心」に寄り添い、その人らしい生活を支える、とてもやりがいのある仕事です。みなさん一人ひとりのやさしさや思いやりが、未来の患者さんを救う力になります。ぜひ、この体験をきっかけに、看護の世界に興味をもっていただけると嬉しいです。
医療創生大学 総合医療学部 看護学科は、みなさんの未来への挑戦を心から応援しています。「人を支えたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちを大切に、私たちと一緒に看護職という夢に向かって一歩踏み出してみませんか‼
なお、医療創生大学の次回のオープンキャンパスは 8月23日(土)、24日(日) に開催予定です。さらに多くの「出会い」と「学び」をお届けできるよう、学生と教職員一同で準備を進めております。オープンキャンパスにて高校生や保護者の皆様にお会いできることを、心より楽しみにしています!