令和7年9月5日(金)、本学看護学部2年生による「看護実践基盤学実習(基礎)2」の最終日として、学内でポスターセッションを実施しました。
この実習は、成人から高齢の患者さんを対象に日常生活を支える看護を学習する科目で、学生は病院で8日間にわたり患者さんを受け持ち、食事や清潔、活動などの援助を通して「その人らしい生活を支える看護」を体験しました。
最終日のポスターセッションでは、各実習グループが作成したポスターをもとに、患者さんの全体像の捉え方や個別性に合わせた看護計画、実施内容、実習で得た成果や今後の課題について発表しました。会場では、学生同士や教員との質疑応答が活発に行われ、グループでの学びを共有しながら自らの実習を振り返る貴重な機会となりました。
学生からは、「患者さんを“全人的に捉える”という学びを実感できた」「チーム医療の一員としての責任を考える機会になった」「個別性を考えた看護の重要性を学べた」といった声が聞かれ、看護職をめざす上での成長や自覚が表れていました。本学では、このように病院での実習と学内での振り返りを重ねることで、学生が看護師として必要な知識、技術、態度を着実に身につけています。
「人の役に立ちたい」「医療や福祉の現場で働きたい」と考える高校生の皆さんにとって、本学での学びは夢を実現する確かな一歩になります。また、保護者の皆さまにおかれましても、学生が安心して学び、臨床現場における実践力を育んでいる姿をご覧ください。

<長谷川幹子看護学部長がポスターセッションに向けて説明を行っている様子>

<学生たちが実習グループ内で学んだことをまとめている様子>

<学生たちが実習での学びを反映させながらグループでポスターを作成する様子>

<学生たちがポスターを前に実習で得た学びや成果を共有している様子>
高校生の皆さんも、医療創生大学総合医療学部看護学科で一緒に看護学を学び、未来の地域医療を担う一員として活躍しませんか。なお、写真だけでは魅力をお伝えきれないところもたくさんありますので、是非とも次回開催9月13日(土)のオープンキャンパスにお越しください。医療創生大学教職員一同、ご来場を心よりお待ちしております。