「心理支援とマイクロアグレッション」
日本でも、SDGsという言葉が知られるようになり、多様なマイノリティ性とそれを抱えて生きる人々への支援の重要性が社会の中に浸透し始めました。本書は、日本の心理支援の臨床家がマイノリティ性を持つクライアントの真の支援者となるために必須である極めて重要な学びを、提供してくれます。
本書は、米国において、セラピストがクラアントに対して無自覚に向ける、人種差別の一形態であるマイクロアグレッションが、人種的マイノリティの人々の心を、精神病や自殺といった様々なかたちで蝕んでいくのかを記述し、臨床家が陥りやすい具体的な行動・発言とともに理論的に解説しています。
将来カウンセラーを目指す学生さんだけではなく、医療現場で多様な人々と触れ合う皆さんに、読んでいただきたい1冊です。
本書は、米国において、セラピストがクラアントに対して無自覚に向ける、人種差別の一形態であるマイクロアグレッションが、人種的マイノリティの人々の心を、精神病や自殺といった様々なかたちで蝕んでいくのかを記述し、臨床家が陥りやすい具体的な行動・発言とともに理論的に解説しています。
将来カウンセラーを目指す学生さんだけではなく、医療現場で多様な人々と触れ合う皆さんに、読んでいただきたい1冊です。
書名:心理支援とマイクロアグレッション~無自覚の差別によって相談者を傷つけないために~
著者:モニカ・T・ウィリアムズ
監訳:出口真紀子
訳:水木理恵 立崎愛枝
出版社:日本評論社
ISBN:978-4-535-56430-5
