2025年10月11日(土)、医療創生大学いわきキャンパス AV大講義室において、2025年度 医療創生大学公開講座「いわき市民とともに進めるACP(アドバンス・ケア・プランニング)― 多職種や地域住民との協働による意思決定支援の広がりのために ―」を開催しました。
本講座は、地域の医療従事者および市民を対象に、人生の最終段階における意思決定支援の重要性と、多職種による協働のあり方を考えることを目的として実施されたものです。当日は、教職員に加え、いわき市内外からも多くの参加者が集まりました。
本講座は、地域の医療従事者および市民を対象に、人生の最終段階における意思決定支援の重要性と、多職種による協働のあり方を考えることを目的として実施されたものです。当日は、教職員に加え、いわき市内外からも多くの参加者が集まりました。
開催概要
日 時:2025年10月11日(土)13:20~16:30
会 場:医療創生大学 いわきキャンパス AV大講義室
テーマ:「いわき市民とともに進めるACP ― 多職種や地域住民との協働による意思決定支援の広がりのために ―」
対 象:医療従事者、市民(一般公開)
主 催:医療創生大学、医療創生大学看護学部看護学科
日 時:2025年10月11日(土)13:20~16:30
会 場:医療創生大学 いわきキャンパス AV大講義室
テーマ:「いわき市民とともに進めるACP ― 多職種や地域住民との協働による意思決定支援の広がりのために ―」
対 象:医療従事者、市民(一般公開)
主 催:医療創生大学、医療創生大学看護学部看護学科
基調講演
基調講演では、本学の柴野健教授が登壇し、ACPの基本的な考え方や実践例を紹介しました。患者や家族の希望を尊重したケアを実現するための実践的な視点が示され、参加者からは大きな関心が寄せられました。
基調講演では、本学の柴野健教授が登壇し、ACPの基本的な考え方や実践例を紹介しました。患者や家族の希望を尊重したケアを実現するための実践的な視点が示され、参加者からは大きな関心が寄せられました。
シンポジウム ― 現場の実践から学ぶ
シンポジウムでは、いわき市内の医療機関で活躍する看護専門職3名が登壇し、それぞれの立場からACPの実践事例を紹介しました。
・いわき市医療センター 緩和ケア認定看護師 小野寺 志保 氏
・社団医療法人養生会 かしま病院 緩和ケア認定看護師 鈴木 則子 氏
・独立行政法人 労働者健康安全機構 福島労災病院 がん看護専門看護師 四家 智恵 氏
ACPにおける多職種連携の重要性や、患者および家族との対話の積み重ねの実践例が語られ、会場とのディスカッションも活発に行われました。ファシリテーターは長谷川幹子看護学部長が務め、多様な立場からの協働の可能性が示されました。
シンポジウムでは、いわき市内の医療機関で活躍する看護専門職3名が登壇し、それぞれの立場からACPの実践事例を紹介しました。
・いわき市医療センター 緩和ケア認定看護師 小野寺 志保 氏
・社団医療法人養生会 かしま病院 緩和ケア認定看護師 鈴木 則子 氏
・独立行政法人 労働者健康安全機構 福島労災病院 がん看護専門看護師 四家 智恵 氏
ACPにおける多職種連携の重要性や、患者および家族との対話の積み重ねの実践例が語られ、会場とのディスカッションも活発に行われました。ファシリテーターは長谷川幹子看護学部長が務め、多様な立場からの協働の可能性が示されました。
特別講演 ― 倫理的視点から考えるACP
特別講演では、東北大学名誉教授・一般社団法人臨床倫理研究所代表理事の清水哲郎先生をお迎えし、「ACPの倫理的基盤と社会的意義」をテーマにご講演いただきました。ACPをめぐる法的・倫理的課題や、地域社会全体で支える仕組みの必要性について深い洞察が示され、参加者からは多くの質問や感想が寄せられました。
特別講演では、東北大学名誉教授・一般社団法人臨床倫理研究所代表理事の清水哲郎先生をお迎えし、「ACPの倫理的基盤と社会的意義」をテーマにご講演いただきました。ACPをめぐる法的・倫理的課題や、地域社会全体で支える仕組みの必要性について深い洞察が示され、参加者からは多くの質問や感想が寄せられました。
おわりに
本講座を通じて、医療従事者と市民が共にACPを考える意義があらためて共有され、多職種連携と地域協働の重要性への理解が深まりました。医療創生大学では、今後も地域社会とともに医療や看護の未来を考える公開講座やシンポジウムを継続的に開催し、地域に開かれた学びと実践の場を提供してまいります。
本講座を通じて、医療従事者と市民が共にACPを考える意義があらためて共有され、多職種連携と地域協働の重要性への理解が深まりました。医療創生大学では、今後も地域社会とともに医療や看護の未来を考える公開講座やシンポジウムを継続的に開催し、地域に開かれた学びと実践の場を提供してまいります。

<写真1 開会前、開会のご挨拶、基調講演の様子>

<写真2 シンポジウムの様子>

<写真3 特別講演の様子>

<写真4 閉会のご挨拶>
<写真撮影:後藤恭一教授>