【看護学科】災害看護演習 学外に飛び出して学んできました。 | 医療創生大学

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【看護学科】災害看護演習 学外に飛び出して学んできました。
2025.11.18 14:00

本学の看護学科では、“災害に強い看護師”を育てることに力を入れています。
11月15日(土)、4年生が災害看護演習の一環として、自治体主催の防災訓練に参加しました。

会場はいわき市立錦中学校で行われました。地域の方々や消防・警察、そして内田市長をはじめとする行政の皆さんと一緒に、「逃げ遅れゼロ」・「災害死ゼロ」を目指して〜巨大地震への備え〜をテーマに実際の災害対応について学びました。

会場では、避難所に設置されるテントの体験や防災グッズの展示、DMAT(災害派遣医療チーム)による災害救助の紹介、DMATカーの装備説明など、普段見ることのできない“リアル”な災害現場を体感。また、健康二次被害を防ぐための取り組みとして、ラッキー池田さんが考案した「ケロロワット体操」もご本人の指導のもと実践し、楽しく学べる時間となりました。

午後は大学に戻り、グループワークを行い学びをまとめて発表しました。
さらに、関西学院大学の小林智之先生による「災害における研究の功罪を考える」という特別講義も行われ、被災者の視点に立った研究のあり方について深く考える時間となりました。QRコードを使って、学生の意見がリアルタイムで講義に反映される仕組みも好評でした。

東日本大震災を経験した地域にある大学だからこそ、災害について真剣に向き合い、将来、被災地や被災者を支えられる医療者を育てています。
「災害に強い看護師を目指したい」「実践的な学びに興味がある」そんな高校生の皆さん、本学で一緒に学びませんか?


<自治体が行う防災訓練の様子>
 

防災グッズ、避難所に設置される仮設トイレと仮設テント>
 

<常磐病院DMAT隊員による説明>
 

<ラッキー池田氏によるケロロワット体操>
 

<小林智之先生による講義風景>