先日、株式会社マイナビ様より「医療系学生のためのスキルアップ講座」を開催していただき、健康医療科学部の2年生が受講しました。

　今回のテーマは、「ストレス耐性」と「ロジカルシンキング」。どちらも、授業や実習の場面では何となく意識していても、あらためて言葉にして学ぶ機会は多くありません。

　講義では、メディカルキャリアサポーターの方々が、医療現場で実際に求められる考え方や、ストレスとの付き合い方について、分かりやすく解説してくださいました。ペアワークやグループディスカッションを通して、自分の考え方のクセや、相手に伝わりやすい話し方などを振り返ることができ、学生たちにとって「自分自身を知る」貴重な時間となりました。

　大学での学びは、教科書の知識を身につけるだけでなく、仲間との対話や、今回のような講座を通して、自分で考え、行動する力＝“人間力”を育てていくプロセスでもあります。

 

　高校生の皆さんにとっては、ちょうどこれから本格的に進路を考える時期です。本学では、専門的な知識や技術だけでなく、医療職として、そして一人の社会人として必要となるコミュニケーション力・ストレスへの対応力・チームで協力する力などを、授業・実習・学内イベントを通じて学び、気づき、伸ばしていく機会を数多く用意しています。

　医療や健康の分野で、人の役に立つ仕事を目指したい高校生の皆さんにとって、本学での学生生活が「学業」と「人間的な成長」の両方をかなえる場となれば嬉しく思います。