心理学部では、4年次に卒業研究が必修科目として位置づけられています。これまでの心理学の学びの集大成として、テーマの選別、データの収集や実験の実施、得られたデータの分析・考察といった活動を行い、12月20日に卒業論文としてまとめ、提出しました。その内容をもとに、1月下旬には分野・ゼミごとに分かれて、2025年度卒業研究発表会を実施しました。

各学生の研究テーマを見てみると、「親子関係」「発達障害」「いじめ」などの臨床心理学のテーマをはじめ、「児童虐待」「高齢者の孤独」「心の居場所」といった社会福祉分野、「自己効力感」「いじめ」「デジタル教材の教育効果」などの教育心理学分野、さらに「ワーキングメモリ」「声の発話測度」「表情の認識」といった認知心理学のテーマまで、心理学部らしく多種多様な広がりを見せていました。
実験や調査の実施にあたっては、思うように進まず苦労したり、データ処理のために1・2年次の授業資料を改めて参照したり、予想とは異なる結果の解釈に頭を悩ませたりと、それぞれの学生がそれぞれの困難を経験したことと思います。しかし、そうした過程を経て導き出された結論から、心理学研究の面白さや奥深さを実感してもらえたのではないでしょうか。
多くの4年生が、4月から社会人として新たな一歩を踏み出します。本学での学びや友人との活動を通して得た経験が、卒業後の新生活に向けたエネルギーとなることを願っています。