【心理学科】ゼミ紹介『ジェンダー』について考える | 医療創生大学

NEWS

【心理学科】ゼミ紹介『ジェンダー』について考える
2026.03.07 13:00
本日は、臨床心理学系のとあるゼミの学びの内容をご紹介します。本学科では、3年次から専門ゼミに所属し、4年次に卒業研究として論文を仕上げます。こちらの臨床心理学系のゼミでは、ジェンダーや育児、子どもの愛着などを取り扱っているゼミです。
 3年生は家事や育児は女性の仕事、一家の生活費を稼ぐのは男性といった伝統的な性役割や性差別についての書籍を講読しています。
 1つ目の本、「よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門 」(清田隆之, 2019)は、学校や職場といった日常的場面で遭遇する「一見すると何でもない」男性の言動が、実は女性には異なるメッセージととらえられ、男性が無意識に抱える様々な先入観や価値観が表れているということを、少し面白い相談形式で紹介しています。学生と教員で、「こんな人いるよね」「こういうこと言ってる人いる」等、自分の日常生活に近づけて男女の違いについて話し合っています。
 2つ目は「基礎ゼミ ジェンダースタディーズ」(守如子・前川直哉, 2025)で、現在の日本社会における、心の性と体の性の両方に関する差別や偏見についての基礎的な内容について分かりやすく分析解説されている。この本で、どのように性の問題を、個人の単なる経験ではなく、学問として考えるかを学び、前述の「よかれと...」や現在の日本で起こっている、不同意性交の事件などの社会問題を読み解くことで、単なる「困った人がいる」ではない、社会構造や文化について、より深いディスカッションを行っています。
 
 ​​
 
 心理学の各ゼミは、それぞれのゼミによって特徴が大きく異なります。学生たちは、自分の興味のあるテーマをもとに、卒業研究を行い、学生の集大成としての卒業論文を仕上げていきます。
 
過去のゼミ紹介はこちらからどうぞ