【看護学科】地域・在宅看護学シミュレーション演習を実施しました‼ ― 実践力を育む学び ― | 医療創生大学

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【看護学科】地域・在宅看護学シミュレーション演習を実施しました‼ ― 実践力を育む学び ―
2026.04.25 09:00
 看護学科では、地域で生活する療養者を支える看護実践力の育成を目的として、「地域・在宅看護学シミュレーション演習」を実施しました。本演習は、在宅療養者を想定した事例をもとに、訪問看護の場面を再現し、学生が主体的に考えながら実践することを通して、現場で求められる判断力や対応力を養うことを目的としています。
 
 本演習では、脳出血後に自宅で療養する高齢女性を事例として設定し、療養者の観察、フィジカルアセスメント、療養者および家族への説明、さらに医師への報告といった一連の看護過程を実践的に学びました。在宅の場では、病院のように検査データに頼ることが難しく、看護師自身の観察力や臨床判断、そして相手に応じた説明力が重要となります。学生は、生活の場で療養者を支える看護の特徴と難しさを実感しながら学習を深めました。
 
 演習は一度きりの体験にとどまらず、「計画」「実践」「振り返り」を繰り返す構成で行われました。事前に立案した演習計画をもとに実践を行い、その後のデブリーフィング(振り返り)で気づきや課題を共有し、内容を修正したうえで再度実践に臨むというサイクルを複数回繰り返します。このプロセスを通して、学生は自らの思考や行動を客観的に見直し、より適切な看護実践へとつなげる力を養いました。
 
 また、本演習では多職種連携とコミュニケーション能力の向上にも重点を置いています。学生は訪問看護師、家族、医師などの役割を交代で担い、それぞれの立場を理解しながら、療養者を中心とした支援のあり方を考えました。特に、療養者や家族への説明、医師への報告といった場面では、状況を正確かつ分かりやすく伝えることの重要性を実感し、実践的なコミュニケーション能力の向上につなげました。
 
 看護学科では、講義による知識の習得だけでなく、このようなシミュレーション教育を通して、実践力の高い看護職の育成を目指しています。今後も地域で生活する人々を支えるために必要な力を育む教育を展開してまいります。
<在宅看護を体験するシミュレーション演習の様子>
 
<グループで考えを深める振り返り(デブリーフィング)の様子>
 
<前川一恵教授が学生に実践的な看護技術を指導する様子>