看護学科では、5月13日(水)に老年看護学領域においてシミュレーション演習を実施しました。本演習では、脳出血後遺症により入院中の高齢女性の事例をもとに、寝衣交換とおむつ交換の援助を実践しました。学生は、事前に事例を読み込み、個別学修を行ったうえで、グループごとに援助計画を検討しました。
演習では、脳出血後遺症による障害をもつ高齢者に対して、転倒や身体的負担などのリスクを考慮しながら、安全に援助を行うことを意識しました。また、患者さんの自立度を見極め、「できることは自分でしたい」という思いを大切にしながら、必要な援助を選択することを学びました。学生は、援助を行う際に、患者さんへの声かけや動作の説明を丁寧に行い、安心して協力していただけるよう関わりました。高齢者の尊厳や自立を支える看護について、実践を通して考える貴重な機会となりました。
演習後には、グループで振り返りを行い、自分たちの看護実践について再考しました。どのような援助が患者さんにとって安全で安楽であったか、どのような声かけや関わりが必要であったかを共有し、今後の学びにつなげました。
看護学科では、今後もシミュレーション教育を通して、対象者の状態や思いに寄り添いながら、根拠をもって看護を実践できる力の育成に取り組んでまいります。
<老年看護学領域の小林貴子特任教授、伊藤明美助教に指導を受ける様子>
<対象に必要な看護援助の実践の様子>