作業療法学科教員の研究を紹介します
医療創生大学作業療法学科では、対象者の方だけでなく、それを支えるスタッフや地域全体が幸せになれる実践・研究に取り組んでいます。このたび、研究課題「グループホームスタッフを対象としたオンライン感情知能トレーニングプログラムの開発」が、科学研究費助成事業(基盤研究(C))に採択されました。
「精神障害を持つ方が自分らしく地域で暮らすことを支えるスタッフの『心』は、どのように守られているのだろうか」という問いから始まった研究です。精神障害者向けグループホームでは、利用者の自立や社会参加を温かく見守り、並走する役割が求められます。日々の心の動きに寄り添う現場だからこそ、スタッフの「感情のコントロール(感情労働)」や精神的負担が大きな課題となっています。そこで、スタッフが自身の感情を上手に扱い、ケアに活かす力(感情知能)を高めることが、支援の質向上や離職防止につながると考えました。
今回の研究では、多忙な現場でも日々の業務の合間に効果的に学べる「オンライン研修プログラム」の開発を進めています。「スタッフが笑顔で働ける環境があってこそ、利用者も安心して地域生活を送ることができる」。働く人の心の支援から、作業療法が目指す「その人らしい暮らし」の基盤を創り出す挑戦です。これからの研究の進展に、ぜひご注目ください。

〈オンライン研修プログラム動画の一場面〉
・関連する研究の詳細は以下のHPになります。 →https://mizuno -lab.org/
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