このたび、生命理工学研究科(理学療法学系)博士後期課程に所属する大学院生が、研究発表を行いました。
今回発表を行った大学院生は、地域の医療現場で理学療法士として活躍するとともに、本学理学療法学科の臨床実習指導者として、学生の教育にも携わっています。
研究テーマは、
「褥瘡に対するLiDAR搭載端末を用いた創傷面積測定の信頼性と一致性の検討」
です。
褥瘡の状態を正確に評価するための研究
褥瘡は、身体の一部に持続的な圧力が加わることなどによって生じる皮膚や組織の損傷です。
治療やケアの効果を判断するためには、創傷の大きさや状態を継続的に評価することが重要です。
特に創傷面積の測定は、褥瘡が改善しているのか、あるいは悪化しているのかを客観的に把握するための指標の一つとなります。
一方で、創傷は形状が複雑であることも多く、測定者や測定方法によって結果に差が生じる可能性があります。そのため、臨床現場で活用できる、簡便で再現性の高い測定方法が求められています。
臨床課題を研究につなげる
今回の研究は、地域の医療現場で働く理学療法士が、日々の臨床で感じた課題を研究テーマとして取り上げ、科学的に検討している点に特徴があります。
臨床経験を研究によって検証し、その成果を再び医療や介護の現場へ還元していくことは、大学院で学ぶ大きな意義の一つです。
発表では、研究の背景や目的、測定方法、これまでに得られた結果などが示され、教員との質疑応答を通じて、研究結果の解釈や今後の研究の進め方について活発な議論が行われました。
生命理工学研究科では、臨床や地域で生じる課題を研究につなげ、保健・医療・福祉分野の発展に貢献できる人材の育成に取り組んでいます。
大学院オンライン説明会を開催します
医療創生大学大学院生命理工学研究科では、大学院への進学を検討している方を対象に、オンライン説明会を開催します。
臨床で得た経験を理論的に裏付け、専門性をさらに高めたい方、仕事を続けながら大学院での学びに取り組みたい方は、ぜひご参加ください。
生命理工学研究科で学ぶ3つのポイント
POINT 1|働きながら、学びを続ける
福島県内だけでなく、宮城県や神奈川県など、県外からも多くの方が進学しています。
対面とオンラインを併用した教育体制により、仕事と大学院での学びを両立しながら研究に取り組むことができます。
POINT 2|多分野の知が学びを広げる
生命理工学研究科には、理学療法学、看護学、作業療法学などを専門とする教員が在籍しています。
異なる専門分野の教員や大学院生との交流を通じて、多角的な視点を身につけ、研究や実践に対する理解を深めることができます。
POINT 3|柔軟なスケジュールで、無理なく修了を目指す
仕事やライフスタイルに応じて、履修や研究のスケジュールを調整できます。
長期履修制度を利用することで、標準修業年限を超えて計画的に学ぶことも可能です。
オンライン説明会開催日程
以下のいずれか、ご都合のよい日程にご参加ください。
・9月9日(水)
・10月5日(月)
・11月10日(火)
・12月9日(水)
・1月4日(月)
時間:各回18時30分~19時30分
開催形式:オンライン・事前予約制
プログラム
・大学院および生命理工学研究科の概要説明
・入試制度のご案内
・長期履修制度のご案内
・研究室単位での個別相談 など
お申し込み
参加には事前予約が必要です。
案内ポスターに記載されている二次元コード、または以下の申込フォームよりお申し込みください。
http://forms.gle/1vcKkbbBKpkhsaE46
お問い合わせ先
医療創生大学 いわきキャンパス
大学院生命理工学研究科長/研究・大学院部長
齋門 良紀
メール:yoshiki.saimon@isu.ac.jp