2026年8月17日(月)、看護学科1年生の「早期臨床実習」が始まりました。
早期臨床実習は、1年次の早い段階から実際の医療現場に触れ、看護学生としての自覚を育むための実習です。入学後に学んできたことが、医療現場でどのように生かされているのかを自分の目で確かめ、これから看護を学ぶ目的をより具体的にしていきます。
実習では、医療機関の仕組みや院内各部署の役割、患者さんが過ごす療養環境、看護師の仕事などを見学します。看護師が患者さんとどのように関わり、多職種と協力しながら医療を支えているのかを学ぶ、看護師への大切な第一歩です。
実習初日の午前中は、科目責任者から、実習の目的や目標、5日間のスケジュールについて説明がありました。また、医療現場で求められる基本的なマナー、患者さんの大切な情報を守ること、実習記録の取り扱いなど、看護学生として責任を持って行動するための留意事項についても確認しました。

<科目責任者の稲毛映子准教授から、実習の目的や留意事項について説明を受ける学生>
続いて、早期臨床実習を担当する教員の紹介が行われました。学生が安心して実習に臨めるよう、担当教員が実習施設ごとに学生を支援します。実習中に分からないことや困ったことがあった際には、一人で抱え込まず、担当教員や医療機関の実習指導者へ報告・連絡・相談することの大切さも伝えられました。

<早期臨床実習を担当する教員の紹介>
学生たちは、初めて臨床現場で学ぶことへの期待と緊張を感じながら、一つひとつの説明に真剣な表情で耳を傾けていました。その姿からは、看護学生として実習に臨む責任と、「多くのことを学びたい」という意欲が感じられました。

<実習に向けた説明を真剣に聞く学生>
午後からは、実習施設ごとに分かれてグループワークを行いました。学生同士で事前学習の内容を共有し、実習先で確認したいことや質問したいことを整理しました。
さらに、一人ひとりが実習で何を学びたいのかを考え、個人の学習目標と行動計画を立てました。グループの仲間と協力しながら準備を進めることも、将来看護師としてチームで働くための大切な学びとなります。

<実習施設ごとに事前学習の内容を共有するグループワークの様子>
8月18日(火)からは、各医療機関での実習が始まります。3日間のうち、2日間は、学生が普段立ち入る機会の少ない場所も含め、院内のさまざまな部署を幅広く見学するとともに、医療機関の機能や各部署の役割について説明を受け、理解を深めます。残る1日は、看護師に同行し、看護援助を間近で学ぶ「シャドーイング」を行います。学生は、看護師が患者さんの状態をどのように捉え、どのように判断しながら関わっているのかを学びます。
実習最終日の8月21日(金)には、学内でカンファレンスと発表会を行い、学生それぞれが医療現場で見たこと、感じたこと、考えたことを共有します。今回の経験を振り返り、これからの大学での学びにどのようにつなげていくかを考える機会とします。
医療創生大学総合医療学部看護学科では、講義や演習だけでなく、1年次から実際の医療現場に触れる機会を設けています。高校生の皆さんにとっても、大学に入学してから看護師を目指す学びがどのように始まるのかを知っていただければ幸いです。学生一人ひとりが教員や仲間に支えられながら経験を積み、看護職を目指して成長していく姿を、これからもお伝えしていきます。最後になりますが、学生の学びのために実習を受け入れてくださる医療機関の皆様に、心より御礼申し上げます。