NEWS

【看護学科】状態に合わせた心地よいケアを学ぶ!「生活援助技術論」で洗髪の学内演習を行いました
2026.11.05 09:00
看護学科1年生の「生活援助技術論」において、身体の清潔を保ち、患者さんの安楽を促す技術である「洗髪」の学内演習を実施しました。
 
これまで学んできた「手浴・足浴」や「全身清拭」に続き、今回も患者さんの病状や体調、身体の動かしやすさに合わせた3つの器具で洗髪の演習に取り組みました。
洗髪は頭部を清潔にするだけでなく、爽快感や心地良さへの繊細で高度な配慮が求められます。(例えば、お湯で寝衣や寝具が濡れない工夫や、お湯の温度、心地よい力加減など)
実際の演習では、学生が看護師役と患者役に分かれ、それぞれの立場を体験しながら洗髪の技術を学びました。
 
ベッド上で行うケリーパッドを用いた洗髪では、頸部など身体に負担がかからないよう枕やタオルで安楽な姿勢に整え、ピッチャー(注水器)でお湯の量や注ぐ角度を調節しました。洗髪車や洗髪台では、患者さんの身体への負担や姿勢の保持に配慮しながら、援助方法を確認しました。
 
​
ベッド上で寝たままの姿勢で行う「ケリーパッド」を用いた洗髪

​
ベッドサイドで適温のお湯を注ぎながら流せる「洗髪車」を用いた洗髪

​
座位で行う「洗髪台」を用いた洗髪
 
患者役を体験した学生からは、
「温かいお湯で頭を流してもらうと、想像以上に頭や身体がすっきりとして心地よかった」
「『お湯をかけますね』『かゆいところはありませんか』と声をかけてもらえたことで、安心して身を任せることができた」
といった声が聞かれました。
 
また、看護師役を担当した学生からも、
「患者さんの状態に合わせて洗髪の方法を選択する大切さや、準備と手際の良さが患者さんの疲労軽減につながることを実感した」
「お湯の温度やシャンプーの力加減など、相手の表情を見ながらケアを行う大切さを学んだ」
といった声が聞かれました。
 
今回の演習を通して、学生たちは、洗髪の手順や技術を学ぶだけでなく、患者さんの立場に立ち、安心して心地よく援助を受けていただくための声かけや細やかな配慮の大切さについて理解を深めました。
手浴・足浴から全身清拭、そして洗髪へと日常生活を支える看護技術を段階的に学ぶ中で、単なる手技の手順にとどまらず、安心と安楽に配慮した看護を着実に身につけてきました。
これからも学生同士切磋琢磨しながら、確かな実践力と患者さんの安心と安楽を支える看護技術の習得を目指していきます。