これは社会に出てから、仕事をしながら論文をまとめ、大学に学位取得を請求することができるという『論文博士』の制度を利用したもので、本学では既に7人の論文博士が誕生しています。今年度、古川氏から本学大学院理工学研究科に審査の申請が出され、1月25日に公聴会を、その後、最終試験および審査委員会による合否判定、研究科委員会での最終判定を経て、古川氏はみごと合格と判定されました。
ちなみに本学の論文博士第1号は、その論文により「日本分析化学会最優秀論文賞」を受賞し、現在は吉備国際大学 副学長をされている下山進博士でした。
なお8人目の論文博士、古川さんへの学位は3月22日の学位記授与式で送られることになっています。
- 論文題目:Ba添加 Pb - Ca - Sn 合金の自動車用キャパシタ
ハイブリット型鉛蓄電池の正極格子への応用に関する研究

学位請求論文公聴会の様子