臨床心理学専攻
社会的ニーズの高まりに応え得る、高度な実践能力を持つ心理臨床のプロを養成。
医療創生大学大学院 人文学研究科 臨床心理学専攻は、2005年に開設され、福島県で初めて(公財)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定校に認定されました。また、国家資格である公認心理師の受験資格取得に必要な科目が履修できるカリキュラムにも対応しているため、修了と同時に2つの受験資格が取得可能です。
臨床現場での実践経験豊富な教員、充実したカリキュラム、附属実習機関「心理相談センター」での実習、医療機関等学外での体験学修等、優れた教育・研究環境が、臨床心理職を目指す人の入学をお待ちしています。
取得できる資格
- 公認心理師の受験資格(国家資格)
- 臨床心理士の受験資格(民間資格※)※公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定
充実の指導体制
きめ細かい修士論文指導
修士論文指導は、「心理学特殊研究」(1年次)、「臨床心理学特殊研究」(2年次)等の授業を通して1年次から計画的にすすめます。
実践力を養う豊富な臨床実習
附属実習機関「心理相談センター」における臨床実習
担当ケースは1人当たり3~5ケースと非常に充実
地域の教育委員会総合教育センターと連携事業を行っているため利用者が多く、担当ケースも充分確保されています(1人当たり3~5ケース)。臨床面接では、毎回事前事後に担当指導教員から見立てや方針・面接経過について細かい指導を受けます。
医療機関、児童福祉施設、行政機関等における学外実習
地域支援の知識および技能を習得
1年生の終わりから行う学外施設実習は、精神科病院・教育センター・療育施設・児童相談所等の施設で実施します。心理支援を要する人たちに対する理解とニーズの把握、支援計画の作成に始まり、多職種連携・地域連携や公認心理師としての職業倫理および法的義務への理解を体験的に行います。なお、実習中は、各施設の実習指導者や実習担当教員の指導を受けながら、体験的な学修を深めます。
担当ケースは1人当たり3~5ケースと非常に充実
地域の教育委員会総合教育センターと連携事業を行っているため利用者が多く、担当ケースも充分確保されています(1人当たり3~5ケース)。臨床面接では、毎回事前事後に担当指導教員から見立てや方針・面接経過について細かい指導を受けます。
医療機関、児童福祉施設、行政機関等における学外実習
地域支援の知識および技能を習得
1年生の終わりから行う学外施設実習は、精神科病院・教育センター・療育施設・児童相談所等の施設で実施します。心理支援を要する人たちに対する理解とニーズの把握、支援計画の作成に始まり、多職種連携・地域連携や公認心理師としての職業倫理および法的義務への理解を体験的に行います。なお、実習中は、各施設の実習指導者や実習担当教員の指導を受けながら、体験的な学修を深めます。
充実した学びの環境
附属実習施設「心理相談センター」
心理相談センターでは、臨床心理に関する調査・研究(紀要の発行)/心理相談/大学院生(臨床心理専攻)の教育、訓練及び実習/地域社会や関連機関を対象とした研修及び公開講座等を行っています。
人材の養成に関する目的及び教育研究上の目的
臨床心理学専攻は、学部における心理学的教養の上に臨床心理学に関する学識を身につけ、高度な専門的研究ならびに実践の能力を養うことを目的としている。具体的には臨床心理士の養成を目指して、(公財)日本臨床心理士資格認定協会の基準を参照し、カリキュラムを編成した。実習を通して心理臨床の実務など実践的な能力を身につけることを中軸に、心理学研究の方法論を学ぶほか、基礎心理学の各領域にわたる科目をバランスよく整備し、基本的な心理学的素養の育成をはかるよう内容の充実に努めている。
このような教育体制によって、人間理解の広い視野と確実な学識に裏付けられた実践能力の高い心理臨床の専門家を養成することを目的としている。研究ならびに実践経験が期待される分野は、以下のとおりである。
このような教育体制によって、人間理解の広い視野と確実な学識に裏付けられた実践能力の高い心理臨床の専門家を養成することを目的としている。研究ならびに実践経験が期待される分野は、以下のとおりである。
- 精神保健
- 教育臨床
- 司法・矯正
- 児童福祉
- 被災者支援
修士学位論文合格判定基準
- 医療創生大学大学院人文学研究科のディプロマポリシーに従い、修士学位論文(以下、修士論文)として基本的な知識・技術・問題解決能力等が認められる論文であること。
- 修士論文は、臨床心理学に関連する分野における新しい知見や進展を含む内容の論文であること。
- 修士論文は以下の条件すべてを満たすように構成されていること。
(1)論文題目が適切である。
(2)研究の背景がわかりやすく記述されており、研究の目的や意義が明確である。
(3)研究方法(実験方法、調査方法など)が十分吟味されている。
(4)研究結果が図表などを用いてわかりやすく整理されている。
(5)研究結果に基づいて論理的な考察がなされ、研究目的に対応した結論が適切に、導き出されている。
(6)当該研究に関係する文献が適切に引用されている。 - 提出された修士論文は審査委員(主査、副査)による審査を経ていること。
- 論文内容に沿って口頭発表が行われ、その発表は論理的でわかりやすい構成になっていること。
- 原則として、得られた研究成果が当該分野の学会、もしくは書誌等で発表されていること(確約されている場合を含む)。
- 上記項目1から6までをすべて満たしていること。