教員の研究内容紹介
臨床心理学専攻(修士課程)
山本 佳子 教授/博士(文学)
臨床心理学、学生相談
発達障害者の就労支援について研究しています。環境つくりも大切ですし、本人が準備すべきものを探っています。両者が理解しあって、本人の特性を生かした仕事で活躍できることが目標です。
大原 貴弘 教授/博士(情報科学)
認知心理学
他者の顔や視線などといった社会的な知覚情報の処理について実験的に研究している。特に現在は、他者の顔に「面影」を感じる心理過程について研究を進めている。今後は「面影」を誘発する外的・内的要因や、その心理的効用などについての研究も予定している。
大島 典子 教授/修士(人間科学)
臨床心理地域援助
これまで病院臨床、小中行動学校におけるスクールカウンセリング、大学での学生相談、企業における産業カウンセリング分野で臨床活動をしてきた。ストレス社会の中、地域で生活する人たちの心のケアという臨床実践の中から「個人がそれぞれ持っている強み」「効果的なコミュニケーション」に関心を持ち、研究を予定している。
高島 翠 准教授/博士(心理学)
知覚心理学
実験心理学の中でも、人の知覚システムや知覚現象に関する研究を行っている。かたちの知覚における図形の提示方位による影響(異方性)などの現象や、図地の成立、錯視現象などについて研究している。また、視覚的に情報を伝えるために有効なデザインなどにも関心をもっている。
名取 洋典 准教授/博士(教育学)
発達心理学,教育心理学
主に,少年サッカーを研究対象として,個人のもつ目標,チームの目標,それらの目標設定への指導者の発言の影響を,動機づけの変化に着目して研究している。
水木 理恵 准教授/博士(文学)
臨床心理学
児童虐待などのトラウマが子どもの発達やアタッチメント形成に与える影響について研究している。また、差別や特権などが心理臨床へ与える影響や、多様なクライエントに対応できる多文化カウンセリングの実践についても関心を持ち、研究を予定している。
高田 治樹 講師/博士(心理学)
社会心理学
オタクという現象について社会心理学的なアプローチにより研究している。特に,アイドルオタクを対象として,ジェンダーステレオタイプに基づく選好過程に焦点を当てている。その他にも大学生のサークル活動や怠学傾向についても研究している。
原田 真之介 講師/博士(人間科学)
臨床心理学
動作にアプローチする心理療法である「臨床動作法」を専門とし、国内外で睡眠障害や脳性麻痺を中心に研究を行っている。また「妖怪」を通じた自己理解、表現療法、集団内の相互交流に繋げる実践についても研究している。