児童・生徒たちは、まず、結晶化によってタンパク質のかたち(立体構造)を知ることで、新しい薬の開発や病気の原因究明が出来ること、また、それらの実験が、微小重力環境を利用して国際宇宙ステーションでも行われていることを学びました。続く実験では、実際に宇宙で行われているのと同じ方法を用いて2種類のタンパク質の結晶化を試みました。
結晶が出来るまでには日数を要するので、児童・生徒達は自宅へ持ち帰り第1回目の「化学」で作成した顕微鏡を用いて観察を続けることになっています。
さらに、タンパク質を構成するアミノ酸をコンピュータグラフィックスで観察し、実際に分子模型を使って自分たちで作成しました。
次回(11/17・18)は、走査型電子顕微鏡を利用する「物理学」が予定されています。
細かい作業が多い結晶化実験にも挑戦しました。
コンピュータグラフィックスと同じように、分子模型でアミノ酸を作成しました。