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本学人文学部 現代社会学科 叢小榕教授編著『老荘思想の心理学』が出版されました
2013.03.04 09:54
 本学人文学部現代社会学科 叢小榕(そう・しょうよう)教授編著『老荘思想の心理学』が新潮新書として出版されました。

書籍帯・カバーより
「朝三暮四、杞憂、木鶏、胡蝶の夢。宇宙の法則も、人の心理も見切っていた二千年前の賢人」

「上善は水の若し、杞憂、足るを知る、無用の用……老子や荘子に代表される道家思想は二千年以上もの間、人々に豊かな人生を示し、不透明な時代の指針となってきた。とはいえ現代人には理解が難しいところがあるのも事実である。もっと現代人にとって「使い勝手」のよいものにできないか。そう考え、心理学という補助線を引いてみたところ、驚くほど新鮮に道家思想が蘇った! 悩める現代人に捧げる道家入門。」


 本書は、古代中国の老子・荘子に代表される道家思想をわかりやすく解説した上で、さらに道家思想に対し、心理学をはじめとした現代科学の視点を加えることにより、現代の読者にも道家思想を親しみやすいものにしています。はるか昔に書かれた寓言や明言に、改めて気づきを与えられ、そしてその古代の思想が、現代科学を通して解説できる事実に新鮮な驚きを感じる読者も多いのでは?

共同執筆者
 國分振(こくぶん・おさむ)
 東北大学名誉教授、元いわき明星大学人文学部心理学科教授

 山入端津由(やまのは・つよし)
 沖縄国際大学総合文化学部人間福祉学科心理カウンセリング専攻教授、元いわき明星大学人文学部心理学科教授

 大原貴弘(おおはら・たかひろ)
 いわき明星大学人文学部心理学科准教授 
 

新潮社(新潮新書)
2013年2月出版、184ページ
定価714円
ISBN:978-4-10-610509-8

詳しくは新潮社のページをご覧ください。