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薬学部生が「第18回セルフメディケーションアワード」で奨励賞を受賞【今日の大学】
2023.11.22 12:59
2023年8月18日~20日に開催された「第23回JAPANドラッグストアショー」において、「第18回セルフメディケーションアワード」の最終審査、発表が行われ、本学の薬学部の学生2名が奨励賞に選ばれました。
 
奨励賞に選ばれた、薬学部6年の山野邊 英士さん(左)と 鶴田 瑞歩さん(右)
 
(一社)日本チェーンドラッグストア協会が主催する同賞は、対象が、薬局・ドラッグストア業界に従事する専門家や、薬学生・薬業専門学校生で、ドラッグストアにおけるセルフメディケーションや地域包括ケア等に関連するテーマで論文を募集し、応募作品数は全部で230作品ありました。そのうち、薬学生・専門学校生からの応募は120作品で、学生対象の賞は、学生部門特別賞が1名、佳作が8名、奨励賞が16名でした。
 
今回、奨励賞に選ばれたのは、薬学部薬学科6年の山野邊 英士さんと鶴田 瑞歩さん。山野邊さんは「登録販売者がセルフメディケーションに寄与するための現状の把握と今後の展望」をテーマに、鶴田さんは「地域包括ケアシステムにおけるドラッグストアの役割に関する調査研究」をテーマに論文を書き上げました。お二人ともドラッグストアでのアルバイト経験があり、アルバイト中に気になったことを研究の対象としたそうです。
 
今回の賞に対して、山野邊さんは「登録販売者の皆様を対象にしたアンケートなども行い、時間をかけて調べた内容がこのような賞として認められて嬉しいです」と感想を述べた。また鶴田さんは「授業で地域包括ケアシステムについて学んだ際、システムの中にドラッグストアが明確に位置付けされていないのでは?という疑問からスタートした研究でした。評価されて嬉しいです。」と研究の動機と評価への喜びを語りました。