医療創生大学いわきキャンパス

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薬学部の研究グループが美白効果の高い新成分を発見
2013.05.08 15:41
薬学部
 本学薬学部の金容必教授らの研究グループが、土壌中の糸状菌が生成する物質中から、メラニン生合成阻害作用を示す成分を発見しました。発見した成分は「バークレーオンD」で、これまで同A~Cは知られていましたが、新たにバークレーオンDを発見したほか、同Cを人工的にメチル化した「1-メチルエステル バークレーオンC」を合成し、両成分がメラニン生合成阻害活性を示すことを実験によって明らかにしました。
 メラニンは皮膚等の色素で、美白成分として知られているアルブチンやアスコルビン酸よりもメラニン生合成阻害活性が高かったことから、今回発見した成分の美白化粧品への応用が期待されています。