医療創生大学いわきキャンパス

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いわきサイエンスキッズ・アカデミー(第2回目)を実施しました
2013.08.23 12:25
薬学部
 本学薬学部が主催している、福島県学術教育振興財団助成対象事業「いわきサイエンスキッズ・アカデミー」の第2回目、「化学2」の授業を8月22日(木)・23日(金)に実施しました。
 今回のテーマは『 化学の眼で観る色と光の不思議な世界 / 化学のものづくり-合成- 』。科学技術学部の梅村先生が、子供たちにテーマに沿ったさまざまな実験を紹介しました。
 1日目は、ブドウ糖、インジゴカーミン、水酸化ナトリウムにより、振ると色が変化する溶液を作成。そのほか、ウミホタルやルミノール、コバルトなどを利用して「ホタルの光を再現」する実験も行いました。受講生たちは、実験だけにとどまらず、講義を通して、なぜ色が変化するのか、なぜ発光するのかを、難しい化学式も含めてしっかり理解してたようです。
 “ものづくり” がテーマの2日目は、昆布のねばねば成分であるアルギン酸と塩化カルシウムを使って、人工イクラの合成にチャレンジしました。参加した児童・生徒たちは、嬉しそうに出来上がった色とりどりのイクラをお互いに観察し合っていました。そのほかにも、ストッキングなどに使用されているナイロンの合成も実施。当アカデミーも2回目のため、みな、各実験器具の取り扱いにもだいぶ慣れた様子で取り組んでいました。

梅村先生による実験のデモンストレーションに興味しんしんなキッズたち。

塩化カルシウムの溶液に、
食紅で色を付けたアルギン酸ナトリウム水溶液を滴下し、“人工イクラ”を合成。

おいしそうにできました!