9月10日（木）、教職員を対象に「第1回全学FD・SD研修会」を開催しました。今回は全体テーマを「いわき地域で必要とされる大学になる道を切り開くために」と設定し、産業能率大学総合研究所兼任講師の湯川雅弘先生をお招きし、SWOT分析（本学を取り巻く内外環境分析を踏まえた経営戦略手法）を用いたワークショップを行いました。

　湯川先生による「SWOT分析による大学経営戦略案策定の意義と実質化への課題～いわき明星大学の存続と発展に向けて～」と題した基調講演では、企業に必要なものは「社会貢献」であり、大学もまた同じであるということ、また「使命」を持つことが「存在意義」である、ということ等、貴重な講演をいただきました。

　その後は湯川先生のご指導のもと、教職員が5～6人ごとに「内部環境」「外部環境」を分析するチームに分かれ、白熱した議論を交わしながらのワークが展開されました。

　最後に、4チームが1グループに纏り作成したプロダクトをポスター回覧し、各グループが提案した様々な戦略を確認・講評し合いました。

基調講演を行っていただいた産業能率大学総合研究所　湯川雅弘先生